原稿用紙26枚目

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シンデレラガールズとLiella!が大好きな人間から見た私のSymphonyのコラボ歌唱

皆さんは参加しましたか。伝説のイベント「異次元フェス アイドルマスター★▼ラブライブ!歌合戦」に。

ijigen-fes.jp

 

恐らくこれまで何百とイベントに参加してきました私ですが、こんなに熱いイベントには二度と出会えないんじゃないかと思うほど思い出に残る2日間でした。全体の感想はまた今度にして、どうしても熱いうちに書いておきたい1曲があります。

 

"私のSymphony"

 

何でこのコラボが私に突き刺さったかと言いますと、それぞれのコンテンツの方向性に近いところを感じるからです。

 

ラブライブ!スーパースター!!とは

この楽曲の持ち主ラブライブ!スーパースター!!は、表参道・原宿・青山を舞台に結ヶ丘女子高等学校でスクールアイドルとして活躍する姿を描く作品です。主人公の澁谷かのんは歌うことが大好きな女の子。過去のトラウマから音楽科の入学試験で歌えず受験に失敗。普通科に進学し、とあるキッカケからスクールアイドルとして活動します。

私を叶える物語

ラブライブ!シリーズには「みんなで叶える物語」と言うキャッチコピーがあります。初代のμ'sに始まり、Liella!のデビューシングルは「始まりは君の空 [みんなで叶える物語盤]」と、そのスピリットはスーパースター!!にも受け継がれています。"盤"と言う単語にピンときた方もいると思いますが、このデビューシングルにはもう1バージョンあります。それが[私を叶える物語盤]です。私のSymphonyは同じデビューシングルでも[私を叶える物語盤]のみに収録される1曲なのです。

[私を叶える物語盤]のジャケット

Liella!のテーマはみんなで叶える物語であり、「私を叶える物語」でもあります。アニメに出てくるスクールアイドルたちはそれぞれが何かを乗り越えて夢に向かって一歩を踏み出すような描かれ方をします。この楽曲はこれまでもラブライブ!スーパースター!!のたくさんの私を叶える物語を支えてきました。

Liella!における私のSymphony

まずはアニメ本編。歌うことが大好きだけど人前で歌うことに苦手意識を持った澁谷かのんが一歩踏み出す時に寄り添いました。2ndライブではアニメ1期本編の1期生の5人のメンバーの"夢"が描かれたアニメダイジェストを流した後に、Liella!に加入する順番に合流して5人横並びで私のSymphonyを披露したのが印象的でした。2期の放送中に開催された2期生4人が初めてライブパフォーマンスすることになるOP/ED主題歌のリリースイベントでは、2期生として加入した4人から歌い始める私のSymphonyがサプライズ披露され、この9人歌唱版は私のSymphony ~2022Ver.~として後にアルバムに収録されました。3rdライブでの披露を経て、今年に開催された4thライブでは更に加入した3期生2人を迎え入れる場面でこの楽曲が披露されました。この11人歌唱版は私のSymphony ~2023Ver.~として2024年1月に発売されるCDに収録されるそうです。

シンデレラガールズと私のSymphony

このように、この楽曲はLiella!11人体制までの歴史の結晶のような1曲だと私は思います。この感じ、どこかで見覚えがないですか?そう、アイドルマスターシンデレラガールズです。シンデレラガールズもまた常に仲間を増やしてきた作品です。最近は落ち着きましたが、キャラクターそのものも追加されて今では190人以上。そして最初はCVが決まっていなかったキャラクターにどんどん声優がついて活躍の場をより拡大していくのがこのコンテンツの特徴だと感じます。この日歌唱した小森結梨さんが演じる古賀小春はU149がアニメ化したタイミングでCVが決まったキャラクターですし、時期はそれぞれ違えど総選挙で、CD発売のタイミングでボイスが決まってきたキャラクターが数多くいます。

シンデレラガールズと親和性の高さ

シンデレラガールズの触れ方次第ではあると思いますが、私はどんどん声が付いてライブやCDやコミュで新たな活躍が増えていく様子が好きです。特にライブに初めて登場したシーンはいつでも印象的で、この目で見たステージであれば今でも記憶に焼き付いています。改めて私のSymphonyの冒頭の歌詞を振り返ってみます。

宝物を見つけた子どものように
奏で始めたんだ 夢を
きらり希望 響かせるの
どこまでも広がれ 私のSymphony

シンデレラガールズのために書かれた詞ではないのに、ここまでそれと感じさせると言いますか。「応援するアイドルが初めてライブに出演したシーン」でもいいです。「シンデレラガールズのアイドルがアイドルの世界に飛び込んだコミュ」でもいいです。思い思いのシーンを思い浮かべながらこの歌詞を読んで欲しいです。それはシンデレラガールズにおける私を叶える物語なのかもしれません。

Liella!が私を叶える物語として紡いできた大切な1曲。形は違えど共通するところがあるシンデレラガールズと一緒に歌唱する。こんなに素敵なコラボが他にあるかと現地で久しぶりにボロ泣きしました。

Liella! 私のSymphony 歌詞 - 歌ネット

他にもたくさん素敵な歌詞があるので是非手に取って読んでみてください。

振付と演出から読み取るストーリー

ラブライブ!シリーズでは度々「羽根」が描かれます。これはシリーズ全体で時々出てくる「夢」とか「目標」を感じさせる演出で、ラブライブ!スーパースター!!でも例外ではなく1話では知らない間に澁谷かのんのリュックのポケットへ入ったりします。私のSymphonyの振付では舞い降りる羽根をジャンプして自ら掴むような振付が入っています。アーカイブで少し確認出来ますが、なんとその振付をシンデレラガールズのメンバーも一緒にやってくれているんです。

会場を走るトロッコとかフロートとか呼ばれるあれ。シンデレラガールズのライブでは馬車と呼ばれていたりします。馬車に乗り自ら夢をやチャンスをつかみに行くシンデレラストーリーの文脈に気づいて再度号泣しました。

Liella!のシンデレラストーリー

Liella!の大きな特徴として、一般公募オーディションにより加入したメンバーがいることが挙げられます。1期生センターの澁谷かのん役の伊達さゆりさんと葉月恋役の青山なぎささんは一般公募オーディションの合格者だったりします。元々は合格者1名の予定を2名にまでこじ開けた青山なぎささんの異次元なまでの凄さが伺えます。他には2期生の桜小路きな子役の鈴原希実さんと3期生の鬼塚冬毬役の坂倉花さんも一般公募から抜擢されたメンバーです。Liella!のテーマソングとも言える私のSymphonyの歌詞はこの一般公募にも深く関連していると思っています。普通の女の子が一歩踏み出して憧れのラブライブ!のキャストとして新しい自分を実現するリアルも巻き込んだ物語…。

これは10周年記念ライブで島村卯月のソロ曲が披露されてかなりテンションが上がっている時の感想ツイートですが、この辺もすごくシンデレラガールズとLiella!の親和性を感てしまいます。色んな角度から見ても愛のある非常に素晴らしいコラボレーションだと感じました。

終わりに

私は何者かと言うと、アイドルマスターから入ってシンデレラガールズを中心に各コンテンツを通ってからバンナムフェス2ndからLiella!にもドはまりした人間です。何でバンナムフェス2nd以降の1年2年でここまでになってしまったのでしょうか。これからもシンデレラガールズとLiella!を応援してきたいと思います。Liella!5thとシンデレラガールズユニットライブツアー(大阪当たりました)でお会いしましょう!

 

なちゅらる(@clnct

 

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