原稿用紙26枚目

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デレ10thファイナルの感想③「浅利七海」

こんばんは。今日は浅利七海に注目して書いていこうと思います。

 

前回の記事はこちら→

デレ10thファイナルの感想②「コンセプトの魅力」 - 原稿用紙26枚目

前々回の記事はこちら→

デレ10thファイナルの感想①「まずは答え合わせから」 - 原稿用紙26枚目

 

公演までのお話

 ここに書いてないのも含めて色んな感情を持ってましたよという予習編です。

第2回VIAでついに・・・

 浅利七海の初出演はシンデレラ10th幕張公演Day2でした。この時はチケットが当たらず悔しい思いをしましたが、配信で視聴した公演自体は新しいメンバーをお披露目しつつ10周年の歴史も感じさせるような素晴らしい公演でした。何だかんだこんな運命だったんだろうなと思いました。

でも

生で見たいし、浅利七海役井上ほの花さんの目に映るペンライトの海の一部になりたいし、みんなが応援する光景を体感したいという思いは強かったです。

自分の中のシンデレラのライブ

 「シンデレラガールズのライブで好きなところは何ですか?」と尋ねた時にどんな答えが返ってくるでしょうか。「多彩な楽曲が聴けること」「(今は出来ないけど)コール」色々あるかなと思います。私の中にもいくつか答えがありますが、その一つが「ライブを見て今まであまり注目していなかったアイドルに興味が湧く」です。そんなのどのコンテンツにでもあるじゃんという話なんですが、シンデレラの特殊性はやっぱり人数の多さです。あくまで"私は"という話ですが、190人もいるシンデレラのアイドルに大しては「好き」「嫌い」というよりは「好き」「あまり詳しくない」「よく知らない」に分類されています。それが1ランク上がるのは何かのきっかけの一つは「ライブでいいな」と気づく時でした。

 総選挙活動の際はみんなが「浅利七海ちゃん今までよく知らなかったけどライブすごくよかった」と感想を述べている光景や絶対に浅利七海担当じゃないみんなが青いペンライトを振る光景を思い浮かべ、時には「そんな景色が見たい!」と訴えかけました。そんな風にしていたのに、映像では見守っていたものの私がその空間に入れず蚊帳の外ってちょっと寂しいじゃないですか?いつか生で見たいな~と思いながら過ごしているとバンナムフェスに出演することが決まったりして遅くとも5月にはその景色が見られそうなことに安心出来ました。ただ、その前にシンデレラ10thファイナル公演がありましたのでもしかしてここに出てくれないかな~と祈っていました。

New bright stars?!

 M@GICAL WONDERLAND TOUR!!!ファイナル公演のテーマ曲「New bright stars」がデレステに登場しました。ログインしてみてびっくり!歌唱メンバーに浅利七海がいるじゃないですか。大急ぎでイベントを1周し、MVを再生しました。昔からいる子から新しい子まで満遍なく5名が歌唱メンバーとなっており、歌詞に10周年を迎えたシンデレラガールズのこれまでとこれからの第一歩目を象徴するかのような曲だと思いました。この曲は5人のための曲というよりは、代表として歌っているような感じかなと思います。だから、こんな大事な曲に浅利七海がいることに驚き、ちょっと泣きました。そして、ファイナル公演2日間のどちらかには出る可能性が少し高くなって期待が膨らみます。

 

ファイナル公演2日目当日

 前日のDay1では井上ほの花さんの出演はなく、全体的に新しいメンバーは出演がなかったのでDay2に期待が高まります。この日は"コンテンツ展開"を振り返るコンセプトを持った公演ということで来るならここでしょうと。

Never say neverからNew bright starsへ

 Day1のミツボシと対に披露されたのはNever say never。この曲は実はお願い!シンデレラより前に発売されたシンデレラガールズ最初の1曲、「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 001 渋谷凛」の収録曲です。「これまでの歩み」を振り返る公演ならばトップバッターはこれ以外に考えられないでしょう。この次に始まったのがデレステコーナーで最新曲のNew bright stars!最初に言ったように、この曲は全体曲だと思っていたので歌唱メンバーに拘りを持っていませんでした。だからイントロが聞こえた時に特に浅利七海がいるかも?とは思いませんでした。でも「New bright stars link the world」という5名の歌声が聞こえた時点で確信しました。「いる!」。それと同じタイミングぐらいにステージ上のゲートが開ききり、この日はアリーナ後方でしたが裸眼で分かりました。「絶対にいる!」。それぐらい立ち姿勢やシルエットに浅利七海を感じたと言っても過言ではありません。モニターに映し出されたイラストをもって確認作業を終えました。やっと現地で会えたなぁと胸がいっぱいでした。

 考えてみると、この2曲が続けて披露されることが分かっているなぁと思いませんか?最初の曲からまだCDも出ていない最新曲へ。ここだけでシンデレラの10年間の歴史の積み重ねが分かるようです。

 間奏で「もっともっと笑顔を見せてくらさ~い」ってセリフがありましたがそんな泣かせるような発言はやめてください…。

浅利七海の個別衣装っていつぶりでしたっけ?

 デレステコーナーで惜しくもチケットが当たらなかったり無観客になってしまって生で聞くことが出来ていなかった楽曲たちに出会えて喜びつつ次のコーナーはなんと「ドリームLIVEフェスティバル!ありすの「ドリンクを飲んで盛り上がっていきましょう」でモバマスジジイを炙り出しつつ映し出された"あの"ロゴにテンションが上がりました。披露されるのはAge14でリトルリドル。「お、浅利七海いるじゃーん個別衣装だし」。と思って眺めるもなんかおかしい。え、個別衣装っていつぶり?6th?いやいや…と考えている間に連番者から双眼鏡を押し付けられました。一瞬で我に返って「いや個別衣装じゃん!!!!!」と。アーカイブで見直すとこの衣装の出番は約1分15秒でした。描いたことあるから分かるんですが、すいすいオーシャンの衣装そっくりそのまま現実に飛び出してきたみたいなクオリティでした。ダンスするとしっぽがゆらゆら動くのもGood。まさかこんなところで浅利七海の個別衣装が飛び出すとは。恐るべしオールシークレット公演。

シンデレラガール総選挙コーナー

 あのロゴが出た時に「絶対やばいコーナー来た!!!!!」って身構えました。まずは夢をのぞいたらを1位の本田未央、周りをその時のボイス追加組の組み合わせで。しかも個別衣装と周年衣装で区別をして歌うのが非常にいいなと思いました。1位が後輩を引き連れて歌うみたいな構図がいいです。この際だから輝く世界の魔法とかききて~と考えているところに飛び込んできた10th幕張Day2のアーカイブで100回ぐらい聞いたあのLongイントロに一瞬でVIA組3人とも出演していることを再確認してステージを凝視しました。Let's Sail Away!!!。衣装はGo To Paradise。デレステ5周年衣装ですが、この曲にピッタリです。

 ついにちゃんと3人で歌うところに出会えたわけです。柄にもなくめっちゃ泣いてしまいました。だってまずみんなが青いペンライト振ってるんですよ?「ペンライトの海」みたいな表現をたびたび使っててそれが現実に起こっていることが良すぎて、さらにあの伝説を残したMOIW2015を開催した場所で現在進行形で伝説を記録しているデレ10thファイナルでこの曲が披露されていることがものすごくありがたくて。総選挙関係楽しいことも辛いこともいっぱいあったけど、みんなで頑張ってきて、みんなに七海を応援してもらえたから今ここで3人のためにかかれた曲をこの場で披露出来ているわけじゃないですか?めっちゃ良くないですか?シンデレラガールズ史に残る伝説の1ページにこれが記録されたことのありがたさとか色々考えてたら本当に終わりました。

 この日まで新品で置いてたタオルで涙を拭きながらちゃんとステージも見ましたが、井上ほの花さんがあまりにも浅利七海すぎて本当にこの方にCVが決まって良かったなって。仕草の一つ一つが多分そんな感じなんだろうなって動きだし、あと10th幕張の時は多分もみあげ(じゃなくてなんていうんですか?)の部分こんなに長くなかったと思うので今回は髪型をすごく仕上げてきていてすごいなと思いました。

M@GICAL WONDER BLOCK

 ここまでは展開ごとに曲を披露してきましたが、M@GICAL WONDER BLOCKということでランキングに入った異常楽曲たちを披露していくのだろうと思いました。最初の出番はYes! Party Time!!。最初の演者アップがキレッキレのダンスを踊る井上ほの花さんで、あとは「ネオンの中で泳ぐ 熱帯魚のように今日こそ」を歌う井上ほの花さんを捉えたカメラマンさんとスイッチャーさんが天才です。お次はGOIN'!!!。デレ7th大阪で披露して欲しかったけどされなかった曲がここで披露されました。後ろにアニメダイジェストが流れる中で比較的新しいメンバーで披露されてすごく良かったです。その辺の話は次回にしましょう。浅利七海パート的な話をすると、七海含めて「デレアニ」というもう動かない枠組みに含まれていなかった子たちがここでこの曲を歌えたことが嬉しいことだと思いました。

 全員枠ですが、特筆点はもうひとつあります。それがalwaysです。この曲というとデレ6th名古屋Day2で披露されて崩壊したことも記憶に新しいですが、この時は単純にドーム4公演を季節に見立てて最後の地で歌詞に四季のあるalwaysを披露する美しさと歌詞の良さにやられた訳ですが、その時にこう思いました。「全員に歌ってほしい」と。もちろんこの曲は総選挙で勝ち上がった者の曲です。しかし、私にはそれだけには思えませんでした。皆さんもきっとそうでしょう。しかし、この年は浅利七海が45位と初めて総選挙圏内にランクインした年で、まさか声が付くとは思っていませんしこれからだなと思っていました。それが10thライブの最後にこの曲を歌うのですよ。だめですよ。これまでのこと全部思い出して久しぶりにライブで涙が止まりませんでした。周りからもすすり泣く声しか聞こえず、各々が違う子を思い浮かべながら同じ感情になっているという異質な空間になっていました。普段はこんなこと言いませんがここだけは言いたい。よくここまで来られた!

 おまけにもうひとつ言うと、この曲の前にココカラミライヘ!が披露されたわけですが、こんなすごい曲とLet's Sail Away!!!が同じCDに収められているのです。素晴らしすぎませんか?確かに一回は悔しい思いをしました。そこで折れなかったからこの栄光があるのです。とにかくみなさんにありがとうと言いたいです。まだまだ書きたいことはありますが寝たいのでこの辺で。

 

③のあとがき

 何がいいたいかというと、ライブ後に検索結果が幸せすぎ。これが見たかったんだなぁという。井上ほの花さんありがとうございます。

 LSA現地はバンナムフェスで内定しているけど、やっぱり単独の場でまずは見たかったので出てきてくれてありがたかったですというお話。次はシンデレラ本質楽曲の話でも書けたらなと思います。以上です。

 

 

なちゅらる(@clnct)