原稿用紙26枚目

趣味のライブやオタクコンテンツについて長々と語ったり、Twitterに書くほどではないひとりごとをこっそり投稿します。お気軽にご覧下さい!

cgコンステを終えた後の危機感。それとシンデレラガールズのライブの向き合い方

 みなさんお久しぶりです!今回は、2022年11月26日(土)と27日(日)に開催された「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS Twinkle LIVE Constellation Gradation」、略してcgコンステに現地参加してきました!皆さんお疲れ様でした。

 2022年のシンデレラガールズのライブはデレ10thファイナルに終わらず、cg_ootd、そして今回のcgコンステの3本立てで、「区切るための10周年」ではなく、「通過点としての10周年」だったと確信出来るほど充実した1年間でした。そんな今回のライブは「星座」や「」をテーマとして様々なテーマに関連する楽曲や未披露の新曲に加え、終盤にはゲストのシンデレラバンド with スターリーストリングスも迎えながらこのライブ限りのスペシャルアレンジバージョンを披露したり両日とも超が付くほどスペシャルなゲストも登場する非常に楽しいライブでした。重要なのでもう一度言います。めっちゃ楽しかったです

 とても真っすぐで元気と笑顔を貰えた「チカラ!イズ!ぱわー!!」、等身大の青春を描いた「サマーサイダー」そして「Packing Her Favorite」、初めて生でOne Lifeを浴びた時の感動を再び感じさせてくれた「Myself」、スペシャルアレンジで*(Asterisk)の続きの物語を見せてくれたような「Nocturne」、他には2日目のシンデレラバンドパートはDay1の満足度を越えてくれましたし、「Driving My Way」なんて今回はそういうライブじゃないもんな…と諦めていたものを完璧な形で披露してくれたし本当に見どころの多い素晴らしいライブでした。もちろんサプライズも最高に盛り上がりましたね!まさかアイドルマスターシリーズのライブに行くだけでももいろクローバーZ広瀬香美さんの生歌を聞くことが出来るなんてそんなことあります?

 

『じゃあこの記事のタイトルはなんなんだよ』

というお話なんですが、そんなこのライブで演出や構成の面でいくつか気になってしまった点があって「今後のデレのライブってどうなっていくんだろう」と漠然と考えました。3つぐらいに絞ってさらっと書いていきたいと思います。

オリジナルメンバーが不在の曲について

 ソロ曲やユニット曲について。自分の中では例えば「流れ星キセキ」や「You're stars shine on me」がこの話に該当します。先に言っておくと、披露された曲のパフォーマンスは素晴らしかったです。流れ星キセキは約1年前に初めてライブ出演をしてシンデレラガールズに加わった2人にナターリア役の生田輝さんを迎え、3人だけで堂々と1曲目を飾ったことは素晴らしかったです。声優さんが決まり、新たにライブに仲間入りしたアイドルがどんどん活躍していく様子は見ていて嬉しいですし、個人的にホリプロの先輩大橋彩香さんが演じる島村卯月の代表的な一曲を二ノ宮ゆいさんが演じる八神マキノが歌っているというところにデレ10th幕張Day2を思い返すと良さも感じたりしました。この記事の結論にもつながりますが、特に担当Pは「この曲をこの子が?!」みたいな驚きと喜びもあったんじゃないかと思います。

 パフォーマンス面は何一つ問題ございませんが、最初に言った通り演出構成面での疑問点はあります。今回コンセプトに合わせて今回運営というか演出側がやりたかったことは多少推察できますが、何というか、「楽曲」ってやりたい演出をするためのパーツじゃないんですよね。ソロ曲って大切なんですよ。ユニット曲も同じぐらい大切なんですよ。何故ならその子がいたからソロ曲が生まれた訳だし、たまたまこの何人かで組んで曲を作ってみようって思ったからユニット曲が生まれた訳です。だから、ここに対するリスペクトを感じさせて欲しかったです。今回はただ星で開幕にやったらみんながびっくりしそうだからこの曲、12星座で歌ってドームの屋根でプラネタリウムをしたいからこの曲みたいな。特にYou're stars shine on meについてはプラネタリウム演出のBGMとして使われているように感じました。ライブの主役は演出ではなく出演するアイドルと演じる声優さんです。そこの順番合っていますよね?と率直な疑問を抱きました。

 当然、絶対にオリジナルメンバーしか歌うなとか誰かと一緒に歌うなとか過去何度かライブで披露している楽曲たちに今更に無茶苦茶言ってるわけじゃなくて、例えば、本人不在カバーとは少し違うけど、どうしてもデレ7th大阪に出られなかった安野希世乃さんに変わってIMAJOさんのギターから始まるØωØver!! -Heart Beat Version-とか、背景もひっくるめてライブでそういう熱さを表現出来ていましたし、直近のcg_ootdの初日ではVIA1期生3人の曲「Brand New!」をシンデレラの新たな1年目の挑戦を見せつけるライブの締めくくりとして全体曲として披露したのも非常に良かったです。何が違うのか今は分からないですが、今回違和感を感じたのはこれらとほんのちょっとした違いしかないんだと思います。

 cg_ootdの時でも所々これを感じていましたが、運営がもし楽曲を"やりたいライブ演出"の材料だと考えていたとしたら、時にはNOを突きつけないといけないと思います。シンデレラガールズのライブである意味が薄れてしまうので。今回はあくまで「10thファイナルの年」だから、これまでとは少し違うライブを模索してくれるのは大歓迎です。来年以降、果たしてこの使い分けが出来るのでしょうか

 本音を言うと、このライブにアナスタシアと新田美波が、さらには神崎蘭子が出ていてくれたら素敵なライブになっていたことでしょう。

座席について

 SS席について一生Twitterで議論されているので割愛しますが、ライブを楽しもうとSS席を3万円で買った人ががっかりしているこの状況は本当によろしくないと思います。シンデレラガールズが好きか声優が好きかそれぞれの想いを持ってSS席を購入したと思いますが、コンテンツに対して3万円を惜しまずに払ってくれた人が不満を持っているこの状況はコンテンツの将来を考えると心配になります。当然万人が満足することはあり得ません。しかし、あまりにもメインステージを疎かにしすぎです。オタクってこんな些細なことで「もう行かねぇ」ってなるんですよ。お金を出してくれる人は大事にしてください。これからの料金体制がどうなってとどれだけのオタクがついてくるのか注目していきたいです。

さよならアンドロメダだけちょっと言わせてください

 「さよならアンドロメダ」流石に10thファイナルのオリメンで綺麗に終わってませんか?今回は生バンも良かった。屋根の演出も良かった。全員で歌うのも良かった。でも今回の構成は流石にやりすぎではありませんか?

 さよならアンドロメダの始まりは忘れもしないデレ6thナゴヤドームDay1。MASTER SEASONS AUTUMN!に収録されているリード曲ではない1曲を、恐らくは演出家のJUNGO氏がこの曲は拘ろうと決め、映像や照明の表現をとことんまでに追求した結果生まれた素晴らしい演出でした。このライブ以降、デレマスのプロデューサーのみならず、さよならアンドロメダを知らないアイマスPは誰もいないと言っても過言ではないほど知名度を上昇させたと思います。その次のデレ7thナゴヤドーム公演ではセンターステージで披露され、柱に歌詞が映し出されるなど更にパワーアップしました。それからも何度か披露され、記念すべき10thファイナル公演ではついにオリジナルメンバーでこの曲が披露されました。これまでのライブ史を振り返った時にこんな綺麗な流れはまとまりは中々ないと思います。

 そして今回のcgコンステ。ごめんなさい、個人的に6thから続いてきた美しい流れに加えられた蛇足だと思ってしました。パフォーマンスや演奏、ドームでの光の演出はよかったです。なんだろう。まず言いたいのが「締めくくりに全員で歌う曲か?」という疑問。「せっかくファイナルまでで一度は綺麗に完結していたのに1年も経たないうちにまたやるの?」という違和感。演出側の現場から「みんなにウケてるからこのライブの見せ場でもやろう」という声があったから実現したかもしれません。演出家の代名詞とも呼べるこの曲をクライマックスに持って来させたのかもしれません。その辺りは公式から語られない限り分かりませんが、ライブの感動の前に演出側の自我を感じてしまいました。

 少なくとも、この曲がもうセトリのもう少し前の方で披露されていれば違う感想を抱いたかもしれません。

 

これからのシンデレラガールズの向き合い方

 そんな風にところどころ「ん?」と思いながら見たライブでした。ここで考えないといけないことは、変わっていくコンテンツと変わらない自分です。上述の通りに危機感を持ちながらも、今後のデレのライブってきっとそうなっていくんだろうなという覚悟はあります。演じる声優さんはライブに来ないのに曲だけ一生披露されているとか、担当1人に絞ってるオタクが生きづらいライブがこれから増えていくんじゃないかと思っています。

 今回はシンデレラガールズ全体が好きなだけでは十分に狂えなかった。良かったシーンもたくさんあるというか、良かったシーンの方が多いかもしれません。でも「そこはもうちょっと何とかならんかったか?」と少し考えてしまったことが枷になってしまいました。他には生バンコーナーをもう少し聞きたかったですし言い出すときりがありません。

 じゃあどうすればいいかと言うと気になるアイドル個人をもっと増やせって話ですよね。ストーリーとか背景とか抜きで、「この子がこの曲を歌った」とか「パート分けのここがよかった」とかそんな見方を出来る子を増やしていくのがこれからのデレのライブを楽しむポイントなんじゃないかと考えました。

 最後に、ライブテーマに必要な演者さんは呼んで欲しいし、無理だった時は「どうしてもオファーが間に合わずに来れなかった。でもこの曲がこのライブにはどうしても必要だ」と考えてくれたんだなと伝わるライブにしてほしいなと思いました。

 

 最後にダメ押しで言っておきますが、ライブはめっちゃ楽しかったです。特に2曲目のShine!!が最高でした。来年のシンデレラガールズのライブでお会いしましょう。