原稿用紙26枚目

趣味のライブやオタクコンテンツについて長々と語ったり、Twitterに書くほどではないひとりごとをこっそり投稿します。お気軽にご覧下さい!

遠藤正明 2021 生誕祭に参加してきました。

 こんばんは。今回は恵比寿LIQUIDROOMで開催された遠藤正明さんの生誕祭に参加してきました。関係者の皆様、参加された方お疲れ様でした!

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今回は新たな試みとして有観客開催と後日行われる同公演のアーカイブ配信の2つあって、中でも8月28日に行われた有観客のライブは感染症対策で厳選に厳選を重ねた選ばれし216名(フルキャパの1/4!)しか参加できない超がつくほどのプレミアムチケットでした。私は幸運なことに一般販売でギリギリ購入することが出来ました。そんなわけで2年ぶりの遠藤正明さんの有観客単独ライブに参加した感想やセットリストなどを淡々と書いていきたいと思います。目次は以下の通りです。

 

 

全体的な感想

 セトリは見たくないけど配信を見るか迷っている方に向け、最初はセトリや内容に大きく触れない範囲での感想を書いていきます。

久々の観客を入れた単独ライブ!

 MCでもたびたび触れられていましたが、遠藤正明さんにとってもファンのみんなを前にして歌うことが久しぶりということで、その楽しさ、ありがたさ、嬉しさが溢れたステージだと思いました。「無観客とは違う。みんながいて力を発揮出来る」と言ったこともMC中に述べられていましたが、それを言わずとも肌で感じるようなパワーに満ちた歌声が特に胸に響きました。選曲については有観客が出来ない間に増えた新曲はもちろん「もしかしてこういう思いもあるのかな?」と想像されるような曲もあったりして非常に素晴らしいセットリストになっていると思いました。公演時間はいつものボリュームで2時間ちょっとありました。

今年のBack to the boyhoodコーナーは?

 遠藤正明生誕祭には遠藤さんが影響を受けた歌を昔のエピソードと共に披露する名物コーナーが見どころですよね。その際にバンドメンバーの皆さんがコスプレをするというのが定番となっていましたが、今年も配信ライブに引き続き裏で着替える際の接触を避けられないということで残念ながら無し。その代わりに違うコーナーが設けられました。それは「ENSONコーナー!」営業ではみんなが知っている曲をと言うことでしばしば歌われるそうですが、このバンドメンバーの演奏で、というか生バンでENSONをやるのはかなり久々のことだそうです。ここも見どころだと思います。

 

そんなところでここからは実際にセットリストから見ていき、メモしておきたいことや私の感想などを詳細に書いていこうと思います。

 

 

【セトリ注意】

 

セットリスト

1.ご昭和ください 我の名を!ウルトラマンZ OP)
2.SPEC
3.Vital(殺戮の天使 OP)
4.流離の刃~Sleeping Beast~スパロボ30 男主人公テーマ曲)
5.Cords of Blood(P牙狼月虹ノ旅人)
6.My Stlye
7.SPIRAL

(ENSONコーナー)
8.おジャ魔女カーニバルおジャ魔女どれみ OP
9.もののけ姫もののけ姫 主題歌)
10.Butter-Flyデジモンアドベンチャー OP)

11.終わらない歌
12.星海を往く希望の歌マブラヴ オルタネイティブ クロニクルズ 主題歌)
13.感度良好グッチューニン!(ラジオ「サクガン ラジオラビリンス」OP)
14.Wonderful CarnivalOVAFate/Grand Carnival」ED)
15.蒼星 -アオイホシ-
16.恍惚ラビリンス(サクガン OP)
17.LIFE
18.爆竜戦隊アバレンジャー(同 OP)

En1.エンジン
En2.Thank you

開場:17:00

開演:18:10頃

終演:20:30頃(以降規制退場)

 

感想!

 いつものBGMでバンドが配置に付き、開幕はしっとりした曲で来るか、いつものように攻めてくるかと考えているとまさかのご唱和ください 我の名を!からのスタートでした。円谷さんに確認する前に勝手に作ったというZマークの付いた衣装ではなく普通の衣装で披露されるのは今回が初?歌詞の「その笑顔が見たい」で観客の方を意識するようなしぐさをされていたのが非常に印象に残っています。思い返せばこの曲のライブ披露を本当に待ち望んでいました。備忘録も兼ねて少し書いていきたいと思います。

 昨年、このCDが発売されるタイミングでリリースイベントとしてアリオ八尾と言うところでミニライブが開催されることが決まりました。今でこそ様々な対策の上でライブをやっているところが増えつつありますが、当時はアニソンに関わらずライブ業界全体がストップしているような状態。そんな中でのミニライブ開催決定の知らせはそれこそ飛び上がるような嬉しさでした。「今開催するって言ってるんだからきっと大丈夫!」と信じて有給を取ってアリア八尾に向かい、店員さんに確認の上で了解を得られたので当選券が出るまでCDを買い続け、ついに観覧券をゲットしました。当時は今よりももっと世の中がどうなるのか分からなかった今思うと暗黒の時代でした。ここで逃すともう次いつ会えるかすら分からないような状況だったと記憶しています。そんなリリースイベントもあえなく中止となってしまいました。少し腑に落ちない部分もありましたが、事務所が遠藤さんや観客の安全を考えた結果だったのかもしれません。中止の代わりにアリオ八尾での観覧券抽選に参加した人たち向けにデジタルメッセージカードがプレゼントされました。そのものは流石に貼れませんが、カードには「今度は一緒にご唱和しようぜ」「それまで元気でね」と書かれていました。ちょっぴり不満だった気持ちもここでリセットし、いつ来るか分からない一緒にご唱和する日を明るい未来として、そのカードをこの時代を生き抜く希望のスローガンとして考えるようにしました。そんなことがあって単独イベントの場で一緒にご唱和(概念)する日が2021年8月28日というリリイベが開かれるはずだった1年と少しあとの日だったわけです。次の未来として本当の意味で一緒にご唱和する日が来てほしいなと思います。ちなみにリリイベの際に予約購入したCDは返金対応を受けずにそのまま購入しました。

 続けて披露されたのはSPECVital。SPECはコールのタイミングで拳や腕の動作で対応している方が多くて今の時代のライブだなーと思いました。

 その後MCに入り、2年ぶりのライブ開催であることとバンドメンバー含めて久々で「またこうやってライブが出来て嬉しい」というお話から始まりました。御年54ちゃいという遠藤正明さん。サザエさんで言う磯野波平さんと同じ年齢だそうですね。早く歳を重ねていきたかったという遠藤さんも一回だけ「え?」となったタイミングがあったそう。それは「41歳」。元祖天才バカボンのED「元祖天才バカボンの春」には四十一歳の春だからという歌詞があります。このことを仰っているんだなとすぐに分かりました。私の親戚のおじさんも昔に似たようなことを言ってたなと思い出しました。波平さんの話に戻って、影山ヒロノブさんから「ああいう(波平さんの)髪型もいけるかもね」と言われたそうで、違うそうじゃなくて「波平さんが金髪にすればいい」って。

 今回、観客数を厳選せざるを得なかったことをお詫びしつつ、今年はありがたいことに新曲がいっぱい増えましたということでまずはスパロボ最新作の楽曲、流離の刃~Sleeping Beast。タイトルの何とかの刃でどこかで聞いたことがあるような響きになっているのは人気にあやかってそうなったらしいです。配信イベント「鋼の超感謝祭2021」以来歌を聴くのは2回目でしたがたったそれでも脳にサビの疾走感が焼き付いて離れません。一番最後の咆哮も生で見ると迫力がすごくて…。10月の発売でしたっけ?今から待ち遠しいです。続いて牙狼月虹ノ旅人からCords of Bloodを初披露。残念ながら私にとって疎い世界でしてここで初めて聞くことになりました。FINALクロスファイト牙狼的な立ち位置の曲なのでしょうか?非常に熱くテンションの上がる一曲でした。アーカイブで何回も見直したい曲です。

 新曲の合間にはMy StlyeSPIRALが披露されました。この曲も懐かしい曲って立ち位置なんですね。個人的にはもっと懐かしい曲も聞きたいのですが…。それはそうとこの2曲にはこの世の中を踏まえた遠藤正明さんの決意や伝えたいことを強く感じました。ひょっとしたら曲の巡りあわせでたまたま披露されたのかもしれませんが、少なくとも自分にはそのように感じられました。このライブがThank youで〆られたことからも今回のライブはセットリスト全体に非常に強いメッセージやエールを感じます。

 懐かしい2曲を披露したあとは普段ならコスプレして洋楽か邦楽をカバーして…と行きたいところですが、今回は前述の通りに着替えの際に裏でスタッフが濃厚接触を避けられないということで止む無く別のコーナーに差し変わりました。ENSONコーナーです。着替えの話に加え、昨年の配信での生誕祭のMCで「(カバーだと)権利の問題もある」と仰っていたと記憶しているのでアーカイブ配信も視野に入れたコーナーだったのかもしれないなと思いました。そんなわけで久々に生演奏のENSONのカバー曲が披露される場やってきました。

 1曲目はマネージャーのみどりさんが世代だというおジャ魔女カーニバル。この曲の原曲はサビでガーーンと行きたいところが少し下がるのが歌っていてすっきりしないとのことでENSONのバージョンではサビだけ上がるように上手く転調しているという裏話も披露されました。音源でも厚い最後のサビの「うるさーい」が大迫力の重厚感のある歌声でめっちゃ笑顔になりました。

 2曲目はもののけ姫。ENOSONバージョンでもギターが少ないのにこのライブでは2人もいます。このライブ用にアレンジしたのでTAKEOさんに注目していてくださいとのことでしたが…多分いい感じに編集されてると思うのでアーカイブをご覧ください!

 最後の1曲はButter-Fly。本当はみんなで歌いたいけど俺が歌っときますということで。各所でカバーされる超有名アニソンのこの曲ですが、何気にこの楽曲をライブで聴いたのはこの日が初めてでした。最初が遠藤正明さんのカバーで本当に良かったです。「アニソンいいですよね」という導入から始まった和田光司さんの話。何でも今年で亡くなって5年だそうですね。早いなと思いました。ここのMCはこの日のライブで一番印象に残っています。「彼はこういう世の中になるとは思っていなかっただろう」という話から始まり、そんな和田さんの歌がみんなを元気づけていることの偉大さについてお話されました。アニメソングの中でも色んなジャンルがありますが、アニメソングと聞いて私が想像するのは画面の中で戦う主人公を勇気づけるようなかっこいい曲です。辛いとき、悲しいとき、元気が欲しいとき。そんな登場人物を称えるかっこいい曲を聴いてパワーをもらった経験のある人ってたくさんいるのではないでしょうか。まさに自分が普段考えているアニソン像に近い話をされていて大変共感いたしました。最後には「俺はみんなの背中を押すアニソンを歌いたい」と宣言するように語られました。

 そんな流れでENSONコーナーは終わりましたが、次の曲は"終わらない歌"。この曲は作詞:遠藤正明、そして作曲:千綿偉功、編曲:渡部チェルという1曲です。作曲と編曲に見覚えがある方も多いかと思いますが、これは和田さんの代表曲であるButter-Flyと同じです。遠藤正明さんのファンであれば知っている方も多いと思いますが改めて。和田さんは生前に千綿さんと渡部チェルさんで一緒にまた曲を作りたいと話されていたそうです。また、和田光司さんが当時2度目の復活をされた際に出されたミニアルバム「re-fly」に収録されているre-flyという曲で影山ヒロノブさん、遠藤正明さん、きただにひろしさんがコーラスで参加していたことを和田さんが非常に感謝していたお返しをいつかしたいと語ったまま亡くなってしまったのです。一周忌にこの2つを叶えた楽曲が"終わらない歌"なのです。遠藤さんが千綿さんと渡部さんにオファーをし、楽曲内にさりげなく和田さんの歌声をコーラスとして入れてあるというそんな曲です。かと言って大人しい曲ではなく明るい一曲なのが個人的に好きなポイントです。今回のライブではそのコーラスの部分で上を指さす動作や最後の「また会うときに話そう」という歌詞で遠藤正明さんが天に向かって手を振ったのがすごくいいなと思いました。アニソンシンガーとしてともに活動し、海外のステージにも一緒に歌いにいき…そんな仲だからこそ出来ることなんだなと尊さを感じました。この曲を知らない方はV6遠神というアルバムに入っていて確かサブスクでもあったので是非聞いて欲しいです。和田さんがButter-Flyや他のデジモン主題歌を受けて再び飛び立った曲"re-fly"も同様に聞いてみてください。

 星海を往く希望の歌はそんな曲の流れもあってか非常に感情がこもっていて刺さりました。2サビの「情熱に身を焼いて」は非常に良いものでした。

 マスクして会話できなくても気持ちは伝わるということで非常によく観客席の方を見ていただいてるなと思いました。話はオリンピックに移り、遠藤さんも家で見て勇気や元気をもらったそうです。アーティストの目線でも無観客と有観客は違うし、みんながいて力が発揮できるという話もされていたかと思います。コロナ禍と呼ばれる状況の中でいくつかのライブに参加させていただきましたがどなたも観客を前にして歌うことが一番だと言います。観客としてもオンラインはやってくれるだけありがたいけど現地がいいなと思います。

 再び新曲披露。感度良好グッチューニン!では冒頭にアカペラがありますが、「今回は新しいことに挑戦しようと練習してきました(でもあまり練習はしてない)」とのことでバンドの皆さんで実演。2回ほどでばっちり決まりました。遠藤さんの曲にありそうでなかった感じの曲で結構好きです。各種配信サイトで販売されています。

 Wonderful Carnival蒼星を歌ってサクガンのOPもフル初披露!大人っぽい雰囲気でいいなと思いました。こちらも10月発売とかでしたっけ?最後にワイパーをする動作があって今後ライブの定番になるのかなと思いました。あと蒼星で思いましたが今回は(e)-STYLEからの選曲が多いですね。個人的に好きなアルバムなので嬉しいです。今回はタイアップの新曲が多数披露されましたが、「タイアップはボーナス。頑張ったご褒美」ということもお話されていました。

 最後に向けてLIFE爆竜戦隊アバレンジャー、アンコールにエンジンThank youが披露されました。Thank youはJAM Projectの映画でピックアップされていた曲なので改めてこのタイミングで聴くことが出来て本当に良かったなと思いました。定番of定番のガガガブートキャンプこと勇者王誕生!は今回はお預け。昨年の配信では珍しく1曲目に披露されましたし、みんなが声出しできるようにならないとトリにはもって来られないって思いがあるのかなと思いました。Thank youの後に「いつものいくぜ!」みたいな展開も期待しましたが、よく考えるとThank youがセトリの最後だったのは綺麗でよかったと思います。

 

最後に

 色んな制約の中でもライブを開催してくださったこと。歌や言葉で色んな思いを伝えてくださったこと。JAMの映画の話ではありませんが、どれを取っても当たり前のことではありませんので噛みしめながら今後も生活していきたいと思います。次に遠藤正明さんに会えるのは福崎町かな?楽しみにしています。

 長く纏まりの無い文章になってしまいましたが、ここまで読んでくださった方は本当にありがとうございます。遠藤正明さんを知っている方なら後悔はさせませんので、是非、アーカイブを視聴してください。

 

なちゅらる(@clnct