原稿用紙26枚目

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【セトリ】遠藤正明 LIVE TOUR 2023〜(e)7〜大阪公演に参加しました

 こんにちは。また周回遅れの感想ですが、2023年4月8日に大阪の心斎橋にあるBIGCATで開催された遠藤正明 LIVE TOUR 2023〜(e)7〜大阪公演へ参加してきました。皆さんお疲れさまでした。何と最後の2曲は撮影OKということで、座席は少し後方ではありましたがたくさん撮りましたのでそれだけ興味がある方は目次から飛んで見てください。

手描きの看板。めっちゃいい感じです

 

 CANやリリイベ等で関西には来られていましたが、バンドの単独ライブとしては実に2018年ぶり?ということで何も悩まずにチケット申込み。思えば生誕祭2021、2022と東京まで遠征してきたので念願の私の地元での公演です。更には久しぶりの声出し解禁!コールを入れる曲もたくさんある遠藤正明さんのライブは声を出してなんぼです。

 今回はV6遠神以来実に6年ぶり(!)のオリジナルアルバムを引っ提げてのツアーと言うことでそちらも非常に楽しみでした。早速セットリストから振り返って行きましょう。

 

セットリスト

01.(e)7 Must Be Heaven
02. ジャスティスマン 〜偽りのヒーロー〜
03.濃厚接触マジック
04.SPEC
05. SCRAP & BUILD
06. Fate of ZXPS3 Z/X 絶界の聖戦 OP)
07.BRING IT ON!
08.Re:START
09.NEVER MIND
10.ROCK ME
11.さよならしてグッバイ
12.終わらない歌
13.LOVE SONG
14. Jumping on the Monster Beat!!
15.MONSTER
16.LIFE
17.スーパーソニックフルソウルダイナマイト
18.FIRST COMES ROCK

En1.もしも世界が終わる その日が来ても
En2.LIVE in Baghdadカウボーイビバップ 劇中歌)
En3.エンジン

※LIVE in Baghdadからの2曲は撮影OK

 

本編の感想を時系列で…

前半パート

 今回はパイプ椅子が置かれた自由席。オルスタだと思っていたので思ったより前に詰められませんでしたが、ぼちぼちの位置でスタンバイ。

 開幕1曲目はライブ用SEにして2曲目に繋がるように制作されたという(e)7 Must Be Heaven。生バンドになったところでこれからライブが始まる鳥肌が立ちました。そして繋がるように始まったジャスティスマン 〜偽りのヒーロー〜。きちんと歌詞にも書かれている「NO────────────────────ッッッ!!!」のシャウトには痺れました。そういえば、私は今回はあえて音源を聞き込まずにライブに挑みました。理由は、私はコロナ禍で色んな現場に足を踏み入れ、そこで初めて浴びた曲が刺さる感覚が気に入ったから。それを遠藤正明さんでも感じたかったから(?) そう言う意味では開幕早々雷で打たれたような衝撃を受けたような気がします。

 今回の会場は小規模なライブハウスながらバックにPVが映し出される拘りっぷり!JAMでも同じような演出が取り入れられていましたが、どんどん新しいことにトライする様子には純粋に嬉しさを感じます。

 濃厚接触マジックまで披露した後にはMCがあり、「足元の良い中お越しいただき」と会場を湧かせます。確かにこの日は遠藤正明さんのライブがあるとは思えないほどの晴天でした。朝は怪しかったですけどね。やっと声出し解禁ライブが開催されたことにも触れ、「お客さんがいて当たり前なのに有観客ライブと言う単語もあった」という話もありました。私としてもよくぞここまで世の中が戻ってくれたなと思います。2020年は本当にどうなるかという不安でいっぱいで、あの頃の感覚は忘れそうで忘れられないものです。

 このツアーはアルバムを引っ提げたツアーということですが、それ以外の曲もたくさん披露するということでワクワク感が高まります。最初にセトリを書いたので言及しておきますが、前回の生誕祭がMXアニメまつりだったことからか、今回は遠藤正明オリジナルソングのオンパレード!定番曲がないのはちょっと惜しい気持ちもありますが、ファンとしては嬉しいセットリストです。そんな中でも珍しいアニメ・ゲームソングから選曲してくれているのがなお嬉しい。それがFate of ZX。EXTREME V MACHINEで好きな曲というと全部好きなのですが、その中でもよく聞いている1曲なのでいつかライブで聞きたいと思っていたので、このタイミングにして叶って嬉しかったです。

 いつかライブで聞きたいが叶って嬉しかった曲繋がりで、Re:STARTも本当に嬉しかったです。4月ということで、新しい生活を始めた人へ後押しする1曲ということで披露されましたが、まさかこんなタイミングで聞けるとは思わずクラップからの指差しですよ。こんなことしてるのは私しかいないと思っていたら横にいたお兄さんも同じ動きでシンクロして笑いました。とにかく歌詞がいい。中でも今回改めて共感したのがこの歌詞です。

立ち止まった時間 決して無駄じゃないから

本当に大事なモノ 解った It's growing up!!

この数年前のライブからこのライブまでを振り返っても、本当にそうだなというか、そういう捉え方もあるというか。無い方がいいのだけど、コロナ禍を経たからこそ、ライブの大切さを再認識しましたし、声出しのありがたさを再認識しましたし、言い出したらキリがありません。私が遠藤正明さんのオリジナルソングのおすすめを尋ねられたら必ず挙げる一曲です。

さよならしてグッバイ

 そこからも懐かしい曲が続き、新曲へ戻ります。この曲が披露される前に、「コロナ禍で大切な人に会えなかったり、永遠の別れになったり」という話が始まり、水木一郎兄貴の話へ。今でも電話がかかってきて叱られそうないつも居るような感覚であり、たまにLINEを見返すとオヤジギャグの言い合いをしていて、もっとまじめな話をすればよかったというお話をされました。亡くなったことを悲しむことではなく、その人を思い続けることが一番の弔いではないかという問いかけから「(e)7にもそんな曲があります」という曲紹介から披露されたさよならしてグッバイ

そうですね。なんか水木一郎兄貴とかが亡くなったこともあって、まあ兄貴の為に作ったわけではないんですけど、そういう大きな愛というか、大きい別れというか、送る側の気持ちをちょっとでも慰めてあげたいという気持ちが入っています。

遠藤正明『(e)7』20代のクリエイターとの楽曲制作はすごく刺激的だった―― | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス

インタビューにもある通り、水木一郎兄貴のために作られたわけでは無いとのことですが、遠藤正明さんがコロナ禍で我々に伝えなければならないと感じたことが、当に遠藤正明さんにも訪れたということでしょう。それを加味しても、水木一郎さんのために書かれたと言っても疑わない「気づかぬうちに大きな 愛に包まれ」「アナタが居ない世界 太陽が消えたみたい」という歌詞。間違いなくこの日一番力も感情もこもった歌いっぷりに思わずグッと来てしまいました。普段の遠藤正明さんは、常にクールでかっこよくて明るくて面白くて、そんなイメージでいたのでそしてこの曲を歌う姿は初めて見る姿だと感じました。魂の歌声というか、CD音源に収まりきらない"ライブだからこそ一層響いてくる何か"を強く感じました。やっぱりライブってこれだから良いんですよね。

 呆然と立ち尽くしていると次に歌われたのは終わらない歌遠藤正明さんのライブでこんな意味で破壊力のあるセットリストをかつて浴びたことはあったでしょうか。遠藤正明さんのファンなら誰もが知っている、この曲が不死蝶のアニソンシンガー和田光司さんを想ってButter-Flyと同じ布陣で制作された楽曲であること。re-flyで遠藤正明さんたちがコーラスに参加したことに感謝して、いつかお返しをしたいと語っていたことをこっそり叶えた楽曲であること。先に旅立ったアニソンシンガーへの遠藤正明さんの感情が詰まった流れだと思いました。それに留まらず愛する人への気持ちを歌ったLOVE SONGまで。先ほど遠藤正明さんのイメージを書きましたが、それに加えて周りの人への気配りを非常によくされる方で繊細なところもある方だとFCのブログを読んでいると感じます。そんな遠藤正明さんらしい選曲だったなと思います。この流れを生で聞けただけでもう何も言うことはありません。ありがとうございます。

 Jumping on the Monster Beat!!を披露してから披露されたMONSTER。若手のクリエーターが表に出てきていないだけでくすぶっている、そんなことを歌った一曲とのことです。そんな若者に染まってやるぞと衣装が白モチーフだったようです。(e)-STYLEの時のプロデューサーの下についていた方が今回のプロデューサーという話も他のMCでされていましたが、非常に良いコンセプトのアルバムだなと感じました。

 スーパーソニックフルソウルダイナマイトでは、落ちサビ前の「ハイハイハイハイ」の付近で首にかけていた笛を吹いて客席へ投げ込んでいましたね。ゲットした方羨ましい。タオルも投げ入れてたし、ピックも投げ入れていたし少し前なら出来なかったことがどんどんできるようになってきたなと感じます。

 全体を通してコールと言うか、コーラスと言うか、観客も一緒に歌えるパートが多いセットリストで非常に満足でした。今回は敢えてアニソン少な目の回だったと思いますので、次回は久々にガガガハラスメ……ガガガブートキャンプに参加したいなと思います。そんな感じでアンコールへ。

まさかの撮影可タイム!(写真多め)

 それはアンコールで「もしも世界が終わる その日が来ても」を歌い上げた後のグッズ紹介の時でした。

 「このTシャツを撮ると動画が見られるんだって」と遠藤さん。最前にいたお客さんに「撮ってみて良いよ」と試しに読み込んでみるように促します。そのまま「みんなも撮っていいよ」とステージを歩き始めました。当然観客はキョトンとした様子。私もそうです。誰しもが「またまた~」と思っていたと思います。するとどうやら今回本当に撮影して良い様子!この日は最後の2曲が撮影可能でした。

JAM Projectでも撮影出来たからこちらでも解禁という流れだったようですが、曲限定でもいいので今後も続いて欲しいものです。という訳で、趣味カメラの私がiPhone12を使って頑張って撮影した画像を紹介していきます!(自らハードルを上げて行くスタイル)

曲は?勇者王誕生!かな?アバレンジャーかな?

遠ちゃん「LIVE in Baghdad」

私「あ~~~~~……?えーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」

普通に変な声が出ました。

こちらが今回一番のお気に入り。もちろん遠藤正明さんを近くでドアップで撮るに越したことはありませんが、ライブの空気感が閉じ込められたような1枚だと思います。

今回のライブは久しぶりの声出し解禁!ファンにマイクを向けるシーンも印象的でした。2枚目の感じめっちゃかっこいいし一眼レフで撮れたらなぁ…。

スタンドマイクを握って後ろからスポットライト受ける遠藤正明さん。かっこいい(語彙力)

遠藤正明さんのこの力の込め方めっちゃ好きです。

たまに前方へカメラ目線のサービスも

最後にはバンドメンバー揃って🙌

 

今回超お気に入りのグッズを紹介

 遠藤正明さんの初期の楽曲はほぼ入手困難なので集め始めたところ、何となく趣味の一つと化してしまった8cmシングルですが、お気づきでしょうか?

→は本物。では隣は…

 今回のグッズ。ミニアルバム(e)7をモチーフにした「8cmシングルCD風アクリルスタンド」です!台座が8cmCDと同じサイズになっていたり、中に収録曲紹介があったり非常に凝った一品となっています。

 "背"で並べてみてもこんな感じ。左から4つ目に差し込んでいますが違和感ありませんよね?こういうのに疎いので世間でよくあるグッズかどうか全く知らないのですが、素晴らしいグッズだと思います。今後バリエーション展開していってくれたらいいなと思いますし、それこそ保存用にもう1点買いたいぐらいです。

 

 これは共感の嵐だろうとTwitterにアップしたところ・・・

誰にも伝わりませんでした。

 

は?

 

私の日頃の行いですね。そんな感じで久々のライブツアー楽しかったです。次に遠藤正明さんを見るのはスパロボ魂かな?そちらも楽しみにしています。以上です!