原稿用紙26枚目

趣味のライブやオタクコンテンツについて長々と語ったり、Twitterに書くほどではないひとりごとをこっそり投稿します。お気軽にご覧下さい!

続・デレ10th千葉(幕張)の感想。浅利七海の初ステージ編

こんばんは。今日は2021年11月28日に開催されたシンデレラガールズ10th千葉公演2日目の感想を書こうかなと思います。今回のテーマは「浅利七海(井上ほの花さん)」です」。大事なライブを見た時の気持ちは忘れてはいけないのでブログにした方がいいと近所のチョウチンアンコウが言ってました。

 

前回の記事はこちらから↓

collapiyo.hatenablog.jp

待ちに待った初ライブ

 ずっと応援していた浅利七海ちゃんが第二回ボイスアイドルオーディションで1位に輝きました。そして、2021年7月25日の生配信で10th千葉公演に浅利七海、八神マキノ、西園寺琴歌の3人がDay2に出演することが決定しました。この時はまだ3人ともCVが未発表で、キャラクター名のみの表記でしたね。ライブの出演者発表があると絶対に画面の右下を凝視していたので1秒で発見して喜びをツイートしたことも記憶に新しいです。TLをよく見ると騒ぎがそれだけじゃないので出演者をよく見直すと「M・A・O鷺沢文香役)」とか書いてるから2度目の咆哮となったのですが。

 今回の特殊なところは「ゲスト」ではないところだったと思います。日程限定ながらちゃんと出演する。そこの意味ってのは「ライブグッズが出る!」と言うところにあります。BDの購入特典にペンライトが付くのではなく、ちゃんと事前に買える可能性が高いのです。確か当時は「可能性が高い」ってツイートしました。出ないとショックなので。でもちゃんと出たんですよね。一安心。

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こんな感じ

 初めてライブグッズが発売されるエモさ分かりますか?ライブに来るからグッズが出るんですよ?これらを使って応援出来るんですよ!今1+1=2みたいな話をしてるんですけどここの素晴らしさって今しか実感できない気持ちなんだと思います。

ライブまで

 ここの考えも一応メモがてら書いておくと、正直今のデレで幕張メッセイベントホールは無理でしょと割り切っていました。初ライブを現地で見たい思いは当たり前ですがありました。でも無理なものを追いすぎてコンテンツに疲れる方がダメだなと決断し、申し込める先行は全て申し込んでそれで当選しなかったらもう何も考えずに配信で行こうと考えました。今回は普段と違って少しでも当たるように考えて単番で申し込みました。それでもだめでした。はい。

 ここで冷静に考えてみるのですが、昔ならLVで、何だったらライブ後に出るBDで満足していたんじゃないかと思う訳です。ライブを現地で体験することはベストではあるのですが、そこに囚われすぎて本質を見失っているようにも感じました。初心に戻りました。

ライブ当日

ライブが始まりました

 今回はタイトル通りに浅利七海に注目して書いていきたいと思います。前日に現地で見ていた殆どニンテンドー64かファイナルソードみたいな3D映像を見ながら1曲目を待ちます。聞き馴染みがあるようなないようなOvertureが終わると始まったのはシリーズ15周年曲「なんどでも笑おう」。超びっくり!浅利七海、八神マキノ、西園寺琴歌がライブで初めて歌った曲がこの曲なのは何かいいなと思いました。この曲っていわゆるアイマスP歴が深い人も最近知った人もどこか共感するような素晴らしい曲だと思っているのですが、初めてのステージでこの曲となると3人の担当はきっとこれまで応援してきた思いが爆発したんじゃないかなと思います。今一度、歌詞を見ながらこれまでの頑張ってきたことやつらかったこと仲間との出会いなどを思い浮かべながらこの曲を聴いてください。ちなみに鷺沢文香が初めて大規模ライブで歌った曲はYes! Party Time!!です。

 曲の話はそんなところで、配信で抜かれた井上ほの花さんに目を丸くしました。「輪っか!」。浅利七海の特徴の一つである向かって右側に付いている輪っかみたいな髪型が完全に再現されているじゃないですか。エモくなりかけてたところに一気に笑顔になりました。

 曲も終わり、MC。大橋彩香さんのすぐ後が井上ほの花さんの番でした。何というか、画面に浅利七海のイラストと井上ほの花さんとが映っている光景が不思議で、新鮮で、嬉しすぎて「え、現実?」って気持ちになりました。「みんな~集まれ!お魚系アイドル浅利七海と一緒に幕張の海へ、出航です!」というセリフから始まった挨拶も他のアイドルだと当たり前の光景すぎて特別意識することは少ないのですが、この時ばかりはもう…。あと、井上ほの花さん、「浅利七海"ちゃん"役」って言うのが品がありすぎて素晴らしすぎます。こんな素晴らしい人がCVを担当してくれて本当に嬉しいです。ここのMCに関わらず、このライブでは珍しくトークタイムが大きく取られていて私としては大変喜ばしかったですね。

想像しなかった展開

 その後は3rdまでのメンバーで歌うとどけ!アイドル、初期からいるメンバーのソロ曲と続き、初日のJust Us Justiceの付近でLet's Sail Away!!!をやるだろうからその他にもう1曲ぐらい歌ってくれたらいいな~ぐらいで考えていると「あのイントロ」が流れるわけですよね。シンデレラガールズ最強楽曲の1つの輝く世界の魔法のイントロが。Remixを除くとライブでは2017年9月の5thSSA公演(トロッコ)が最後で小さいイベントを入れても2017年11月のシンデレラガールズ6thアニバーサリーで披露されたのが最後だったと思います。トロッコではなくちゃんとステージで披露されるのいつぶりだよと思いつつイントロだけでぶち上がりですよ。

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で、その旨を丁寧にツイートしてから画面を見ると

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とこうなった訳ですが、なんか井上ほの花さんが五十嵐裕美さんと2人でこの曲を歌ってるわけなんですよ。え?どういうこと?「輝く世界の魔法 私を好きにな~れ☆」って…。

 1つ前の記事できちんとそのことについて書きましたが、私はシンデレラガールズのライブでは少しでもいいから丁寧に個人に注目するきっかけを作る演出してくれたらいいなとずっと思い続けている人間なのです。ですが、今回のライブで応援していた浅利七海ちゃんの出番は贅沢なことは言いません。ゲストではないけど半分ゲストみたいな立ち位置だと考えていたのでLet's Sail Away!!!だけやってくれればそれでいいと思っていました。それがバックダンサーもなしに2人だけで、それでシンデレラの初期を支えた五十嵐裕美さんとこのシンデレラガールズの大事な曲を歌うわけじゃないですか?本当にどういうこと?嬉しい…。また歌詞がね、自分が思う理想のライブ像と重なるんですよ。ライブを見て「この子気になるな」とか。声が付いて欲しかったのは単に聞きたい他に知ってもらう機会が増える!ってところも大きかったので。こんなサービスめったにないと思いますよ。

このライブはもしかしてすごいライブなのでは?

 浅利七海(井上ほの花さん)が初期の総選挙曲を歌ったところで完全に無防備でしばらくライブを眺めていると今度はメッセージのイントロが流れるわけです。「シンデレラガールズ…嘘だよな?」そんなことを考えているとステージに立っていたのは大橋彩香さんと二ノ宮ゆいさん!こんなこと誰も想像していなかったでしょう。ここまで来たらあとはWe're the friends!辺りを安齋由香里さんと誰かしらの初期メンで歌うに決まってるじゃないですか。

 3人のための新曲を3人が力を合わせてなんとか初ステージを乗り越えたらいいなとしか思っていなかったのでこんな見せ場があるなんて夢にも思いませんでした。ありがたすぎる。そもそも、ここまでシンデレラガールズのステージに立っていなかった3名の声優さんたちにここまで歌ってもらって、しかもめんどくさいオタクが大好きな大切すぎる曲を託すなんて普通はしないですよね。それだけ3名の声優さんに対して運営が信頼を置いていて、逆に言うと第2回VIAを制した浅利七海と八神マキノと西園寺琴歌に1つも妥協せずに即戦力となる井上ほの花さん、二ノ宮ゆいさん、安齋由香里さんを抜擢したということなので、そこが本当に嬉しかったです。

"Celebration Land"であったことの意義

 ここで改めて考えるわけです。このライブが「Celebration Land」というタイトルであったことを。今回のツアーは各都市でテーマが定められていて、シンデレラガールズの10周年の前夜、当日に当たる土日に開催されるライブが【Celebration:お祝い】であることは自然と想像が出来ます。一方で、この公演には初日に鷺沢文香役のM・A・Oさん、2日目に第2回VIA上位3人が出演するのです。ここの意義ってすごく大きなことだと思います。10周年イヤーに激戦を勝ち抜いた1人と3人に対してもCelebrationなんだと思います。多忙か、事務所の方針か、今までライブに出演してこなかったM・A・Oさんを千葉公演初日にシンデレラガール総選挙1位に輝いたアイドル役としてライブの主役中の主役で迎え入れ、それを10周年になる前日に清算出来たということの大きさは計り知れません。2日目に"on 10thAnniversary"で新たなシンデレラガールズのライブの仲間を招き入れてライブ中で大きく扱ったことも非常に大きな意味があったと思います。

 自分がそう感じるのは、THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!2015、通称"アイマス10th"を見てライブの完成度の高さやこれまでのアイドルマスターの歴史に衝撃を受けつつ、それ以降展開が消極的になってしまった765の存在が大きいのかなと思います。10thは自分の中で"そういう区切り"なのです。その後にどうなるか、ファンはもちろん演者さんも分からないと思います。そんな中でこのライブを開催し、そして最後には全員出演のアニメが作成されることが発表されました。10thの日にまた新たな1歩を歩み始めたシンデレラガールズには盛大な拍手を送りたいです。『だってシンデレラは頑張り屋でしょ』ってM@GIC☆の歌詞が一番似合うと思います。

 だからこそ。このライブが無事に開催されて本当によかったと思っています。このご時世ですから、開演のその時までライブの無観客開催や延期・中止の可能性を消しきれません。もちろん結果論でしか言えないのだけど、みんなが最低限の心配と対策さえしていれば大丈夫なこの時期にこの記念すべきライブが綺麗に収まってくれたという事実が本当にありがたいです。

Treasure☆にやられる

 話を本流に戻しますと、メッセージに続いて相葉夕美のソロ曲であるDreaming Starを琴歌、きらり、杏の3人で披露して「絶対3人でここだけ外してくるわけがないよな」と思いましたが、やはり後になって琴歌と美嘉の2人によるWe're the friends!が披露されました。となると浅利七海ちゃんの出番はきっと他にもあるわけです。警戒し始めたところにあの曲っぽいイントロが流れるわけです。配信のカメラアングルは意図的にかステージを写しません。そうこうしているうちに聞きなじみのある歌声が!誰と歌うのだろう?映し出された映像には

 

Treasure☆
井上ほの花

 

膝から崩れ落ちましたね。何度も言うように、このライブは「3人で力を合わせて初ステージを乗り切るぞ!」みたいなライブだと思っていました。それ以上に何一つとして過度な期待はしていませんでした。それが浅利七海ちゃん役の井上ほの花さん1人でステージに立つわけですよ。1つ前の記事で書いた通り、シンデレラガールズにおける「1人が注目を浴びる舞台」って自分にとっては非常に大きな、憧れとも言えるステージです。それがもう初出演の場で実現しているじゃないですか?会場の誰しもが青いコンサートライトを持って井上ほの花さんと浅利七海ちゃんだけを思って応援している訳じゃないですか?こんな光景、本当に今幕張という地で現実に起こっていることなのかと考えながらただ呆然と時間が過ぎていくだけでした。

 

「もう大丈夫!」
「助けに来たよ!」
助かった。本当に───

 

一緒に見ていた知り合いにこのすごさ、尊さ、見たかった光景なのだとその辺りを伝えようとしたらもう感情がオーバフローして泣いてしまいそうだったのでひたすらに黙っていました。この涙は現地まで流してたまるかと。

 Treasure☆はミュージカル仕立てでちょっとネタっぽい曲だとは皆さんと同じく考えていたのですが、ここまでやられるとは思いませんでした。センターに浅利七海がいて、斜め後方に島村卯月多田李衣菜がいる。これってもうすごいことではないですか?

井上ほの花さん…!

井上ほの花さんのダンスってすごくしなやかでかつ止めるところはピタッと止めるメリハリがあってすごくダンスが上手な方だなとこの時に思いました。改めてアーカイブで見直すと贔屓目に見ている部分はあるにしても頭一つ抜きん出てる印象を受けました。膝と腰と肩の柔らかさが手と脚を動かしていると言いますか、言ってしまうと本業は声優でおまけに歌ってダンスして、なだけで本来ここまで出来なくても全然OKなはずだと私は思います。それがここまで出来るのかとただただ感激しました。

 歌唱も本当に素晴らしくて、癖の強いキャラクターなのにきちんと「浅利七海役」の文脈上で歌ってくれているなと思いました。これってきっとすごく難しいし、ここに至るのはキャラクター研究だったり情報収集だったりを丁寧に行っていただいた賜物だと私は確信しています。歌も、ダンスも、あと髪型も!

Treasure☆で後ろを向くシーンがあるのでアーカイブ(この記事書く頃には終わってそうな気もするのでBD?)で見て欲しいなと思うのですが、ちゃんと浅利七海ヘアーなんですよ。上の図の通り。後ろから束ねた輪っかのみならず前髪もちゃんと再現してます。こんな素晴らしい人が浅利七海のCVに決まって本当に嬉しい。今まで総選挙関係では楽しいこともつらいこともたくさんありました。それはこの日のためだったんだなと思いました。

 

さて、いよいよLet's Sail Away!!!のお話といきたいところですが、長くなってきたのでここからは次の機会に。続く。