原稿用紙26枚目

趣味のライブやオタクコンテンツについて長々と語ったり、Twitterに書くほどではないひとりごとをこっそり投稿します。お気軽にご覧下さい!

デレ10th千葉(幕張メッセ)1日目を見て改めてシンデレラガールズを考える。

 みなさんお久しぶりです!直近の記事を見るともはやなんのオタクか分からなくなっていますが、そう言えばアイドルマスターのオタクじゃないかということで久々に記事を書いております。

 

 さて、2021年11月27日と28日に開催されたTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 10th ANNIVERSARY M@GICAL WONDERLAND TOUR!!! Celebration Land」通称デレ10th幕張に参加してきました。参加と言っても初日現地の2日目は即地元に帰って配信なんですけどね。

久々に行きたい公演に現地参加出来なかった。まあそれはみんな同じ気持ちだろうし、確実にシンデレラガールズの歴史の1ページに残る初日は何とか現地チケットを勝ち取れたわけだし、未だにそこの話をするつもりもありません。

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 前置きはいいとして本題。今回のライブは話題ごとに記事を変えてそれぞれ軽めに書いていこうと考えています。やる気があればの話ですが。

 最初は1日目から。今回のライブの名場面はいくつもありましたが、その中でも今回取り上げたいのは「上条春菜長島光那さん)が1人でステージに立ったシーン」でしょうか。

 

順に追わないといけないのでデレ4th神戸のお話

 長島光那さんを初めて見たのは2016年9月に開催されたデレ4th神戸です。アイマスライブ人生初の現地参戦でした。運よく両日参加することが出来たんです。そういう補正もあってかこの公演は隅から隅まで覚えているわけですね。この公演はデレステ1周年の日に開催された公演ということもあってかデレステでプレイできる曲が多い印象でした。序盤がソロ曲中心で後半にかけてユニット曲や全体曲なんかがたくさん披露される構成でした。

その頃のデレステオリジナル楽曲はというと、Love∞Destinyだったりサマカニ!!だったり、あとはこのライブの後に登場するラブレターだったりとそんな時代です。え、この辺の曲ってもう5年前なんですか?

4th神戸の出演者の内訳は当然ソロ曲を持っている人、ソロ曲を持っていない人の二分されますが、初日で言うと炎陣の4人と上条春菜。2日目で言うと佐々木千枝龍崎薫でした。そんな中で長島光那さんの見せ場はSnow Wingsだったと思います。初日のこの曲は特に何も考えずに普通に楽しみました。そうすると後になってあの曲が来るわけですよ。「純情Midnight伝説」。当時のアイマスライブとしてはあまりなかったサプライズで、5人中4人しかいないと思われたメンバーに出演者にいなかった1人が登場してオリメン集結という演出でした。その後に炎陣の5人でサプライズ登場した木村夏樹のソロ曲Rockin' Emotionを歌う訳です。すごい演出だなと。当時すごく感動したことを覚えています。

 2日目にも初日同様にサプライズが仕込まれていました。内容はと言うと、Snow Wingsを大橋彩香さんが1人で歌い、ステージ上のモニターにはオリジナルメンバーの残り4人が表示されていました。そして、途中で画面に表示された渋谷凛本田未央の3Dモデルと入れ替わるようにそれぞれのCVである福原綾香さんと原紗友里さんが登場するというサプライズ演出でした。当時の気持ちは初めての現地でシンデレラガールズ中心にあるユニットであるニュージェネレーションズを見ることが出来た喜びはもちろんありました。しかし、初日のようなユニットを尊重したサプライズ演出ならまだしもあたかもニュージェネの楽曲かのようにSnow Wingsを歌うことへの違和感は少しありました。ライブに対して純真無垢な当時も「できたて Evo! Revo! Generation!で同じことをすればもっとよかったのに」と言っていた気がします。いや、Snow Wingsの後にニュージェネの楽曲を披露していたらまた違う気持ちになっていたかもしれません。

 よくよく考えてみるわけです。Snow Wingsのメンバーって「これだ!」感が私としては少ないなと。アニメで声が付いた子たちがほとんど持ち曲がない中で上条春菜として初めてCD曲が出た曲ということは非常に大きなことですし、デレステ初のオリジナル曲のメンバーに入ったことは素晴らしいことです。そこを否定するつもりは一切ありません。この5人が好きな人がいっぱいいるのも知ってます。ただ、Snow Wingsのユニット名がないからなのか何なのかまでは分かりませんが、自分としてはTulipを歌うLiPPSや生存本能ヴァルキュリアを歌うアインフェリア、それこそ純情Midnight伝説を歌う炎陣もそうですが、こんな風にこの5人のための曲と感じさせられなかったのは本当です。公式からもサプライズでニュージェネ集結!で終わらせられているわけですから。ニュージェネ+αぐらいの位置づけと思わざるをえませんでした。

 そしてデレ4th神戸を改めて振り返ると、ソロ曲を持っていなかったアイドルには純情Midnight伝説かハイファイ☆デイズで見どころがあって、上条春菜だけ個人を意識する場面が少なかったなと私には感じられました。

 私はシンデレラガールズのライブをたくさんいるアイドルに興味を持つきっかけの一つと思っています。現に、デレ4th神戸ではエヴリデイドリームを歌う牧野由依さんに打たれてそこから佐久間まゆのことを知ろうと思いました。誤解のないように言っておきますが、私が言いたいのはキャラクター個人の魅力の話や演者さんのパフォーマンス能力のことではありません。あくまで「今まで知らなかったけどこの子ってこんな子なんだ」と観客が感じるきっかけがライブ中に少なかったのではないかという話です。そのきっかけの主たるものはソロ曲かユニット曲であるはずだと私は思っています。

続いてデレ5thの話

 ツアーのタイトルにも入っていた偶然の出会いや発見なんかを意味するSerendipityという単語で何でも片付けられた時代が今思うと懐かしいですね。ここは「誰が」とかではなく全体的な話なのですが、5thはツアーとあって今までライブで見なかった方も多数出演されている印象がありました。このツアーは全体的に歌唱回数合わせやオリメンが足りない部分の補充と言っては言い方が悪いですが、ソロ曲を持っていないアイドルを演じる方は全体的にそんな当てられ方をしていたような印象があります。もちろん、全てがそうと言っているわけではないし、そうした結果、いい意味でライブ限定のパフォーマンスが生まれた部分もたくさんあると思っています。

 ちなみに5thの年からシンデレラマスターの発売が5枚同時ではなくて3枚セット売りに変わっています。ますますライブで見どころを作れるチャンス(=ソロ曲)を獲得しづらくなるわけですね。

時は流れて6thライブ

 この辺まで来ると、流石にアニメで声が付いた子にはソロ曲か分かりやすいユニット曲をあげてくれよと思い始めてくるわけですが、私として気になるのはやはり上条春菜でした。この話をすると及川雫は?とか言われたことがあるんですが、モーレツ★世直しギルティ!とかめっちゃ良いと思いますけどどうでしょうか?まあみなさんそれぞれ思うとこのあるアイドルがいて当然だと思いますしそこはいいのですが。

 で、前置きが超長くなりましたが、6thの名古屋公演Day2でついに来るわけですよ。Snow Wingsの初披露オリメンから始めり、きらりんロボのテーマではグラッシーハルナとして登場し、ライブ終盤には田辺留依さんと長島光那の2人によるNation Blueが披露する時が!ずっと上条春菜に注目してるプロデューサーさんなら過去のライブにもたくさん名場面があったでしょと怒られるかもしれませんが、私としてはデレ4th神戸で微妙に感じた違和感がここでやっと解消されたわけなのです。4thの章で言った通りに欲しかった「今まで知らなかったけどこの子ってこんな子なんだ」と観客が感じるきっかけになりうるものがこれだったのです。個人を知るきっかけはもちろん、衣装ユニットのブルーナポレオンの一員ってだけじゃない、この2人にもサイバーグラスというユニットがあるのだと人々の記憶に深く残ったことだと思います。

 このライブの数か月後、サイバーグラスとして新曲Needle Lightが登場しました。いや、こういうことなんですよ本当に。

1年後に満を持して7thライブで

 幕張公演が終わった後に名古屋公演は完全センターステージ、大阪公演は生バンドと発表されてデレ界隈を震撼させましたが、そんな名古屋公演では1年前にNation Blueを披露したのとナゴヤドームでサイバーグラスの新曲のNeedle Lightを披露しました。うーんTRUE END。ライブを見てこの時のパフォーマンスを覚えていない者はこの世にいないと胸を張って言えるほどの圧巻のパフォーマンスでした。ちなみに私は配布でいただいた眼鏡型のケミカルライトをイントロで掲げていたところ後ろにいた知らない人から「めがねの形ですごい」と言われて降ろすに降ろせなくなってずっと掲げている謎の人間になっていました(?) 決まりが悪いのでライブ後のツイートでも貼っておきます。

2020年4月14日

 アイドルマスター シンデレラガールズ劇場 Extra StageのED曲としてサプライズ的にソロ曲の「春恋フレーム」が実装されました。これでやっとライブで戦うためのアイテムをゲットしたようなものです。と言うかシンプルに曲が良すぎて泣く。このしんげきのソロ曲実装祭りは私がずっと願っていたアニメで声が付いた組を中心に大量に実装されて本当に嬉しかったです。何年越しなのでしょうか?本当はシンデレラマスターがいいけどあるかないかだとある方がいいです。この話を始めると脱線しそうなので次に行きます。

Happy New Yell !!!

 この頃の記憶は自動的に削除されているので何がどうだったのかあまり覚えていませんが、当初は有観客で開催されると言うことで出演者が発表されました。中には先ほど言ったしんげきED曲でソロを貰った子がたくさんいました。しかし、世の中の波には逆らえずに無観客での開催となってしまいました。チケット持ってたのに。ここはもう仕方なくないけど仕方ないと言うしかないのですよね。

 両日チケットを購入して観ました。今回の記事に関連する話をするとやっぱりDay2の春恋フレームなんですが、本当に悲しい。デレ4th神戸からずっと上条春菜長島光那さんが輝くステージを待ち望んでいたのに誰も観客がいない空間へ歌うわけじゃないですか。こんなはずじゃなかっただろと。あんなに見たかった1人でステージに立つシーンがこんな寂しいわけがないだろと。最後の「私を好きですか…?」の後に長島光那さんがふっと前を向いた時のクールな顔とその先の空間に本来はいるはずだったお客さんが誰もいないわけで。正直ぐっと締め付けられるような気持ちになりました。この時は無観客でも出来るだけましだったのかどうかとか覚えてないし、カメラの向こうに観客はいると言ってもそんなん会場に客が座ってた方がいいに決まってませんか?

 それはそれとして、MCで「やっと歌うことが出来て嬉しかった。これは一つの完成系。(でも)プロデューサーさんがそばに居て初めて完成する曲なんじゃないかと思う」「次は是非プロデューサー、そばに来てくださいね」という話がありました。これが全てなんだと思います。素晴らしいMCで心に残っています。

シンデレラガールズ10th幕張公演初日

 出演者にいるのは把握してたけどどうせ聞きたい曲は全部チケットを持ってない2日目なんだろうと思っていたら突然今までライブ会場では聞いたことがないイントロが流れるじゃないです。それが春恋フレームなんですよ。まさか来るとは思わなくて本当に嬉しかったです。すかさずライトを水色にして演者さんから見える位置で振りました。そしてステージから視野を広げてみんなが上条春菜長島光那さんに向けて青系のライトを振っている景色を見てすごい感慨深い気持ちになりました。最後の「私を好きですか…?」には声を出せないので思わず拍手してしまいましたが周りにもそんな人がいたので多分同じ気持ちなんだろうなと思いました。ここが完成ではないし、次は声が出せるようになってからと思いますがひとまず形になったところを見ることが出来て良かったです。

 そしてこのライブでは上条春菜の見せ場はほかにもありました。最新楽曲のJust Us Justiceのオリジナルメンバーでの披露や、オタク is LOVE!で荒木比奈の代役、それも単なるピンチヒッターではなく上条春菜がいるからこそ見れるメガネを前面に出したステージなどです。ここで思うのですが、初日はLET’S GO HAPPY!!が分かりやすいですが、今回のライブはオリメンがいない曲への歌唱メンバーの当て方が非常に上手かったと思います。何でもかんでもオリメンじゃないと嫌だと言ってるわけではなく、こんな風に歌唱メンバー個人に注目する仕組みを考えられたものであれば全然OK!そう思いました。

最後に

 ここでやっとこの記事のタイトルを回収します。ソロ曲の有無の問題は仕方ないと言うつもりはないですが明日すぐに全員分実装しろと言うのは無理な話なので、人数の多いシンデレラガールズのライブでいかに個人に興味を持ってもらう機会を作るかが運営や演出側の手腕にかかっていると思います。私は「シンデレラガールズは個人」と常々考えておりまして、まず個人があって、その先にユニットがあるけど最終的には個人に戻ってくるという考え方です。ユニットも個人を見てもらう手段の一つだと考えていて、シンデレラガールズは人数が多いのだけど各キャラクターが成立しているのが面白く、だからこそもっとライブで個人に注目できる仕掛けを作って欲しいなと思います。それが例えば「炎陣というユニットの中の〇〇」とかそんなところからでもいいと思います。とにかくライブの観客が個人にフォーカスするきっかけをライブの中で作って欲しい。そんな思いをシンデレラガールズに持っていたなと再確認出来た良いライブだなと思いました。ちなみに私は上条春菜のオタクではありません。ただ初参加のライブで気になったアイドルのライブを10thまで追ってきただけです。

 そういえば、4thは各公演でサプライズが乱発されて物議を醸しましたが、その中でも1公演目の炎陣のサプライズは本当によかったなと当時から思っていました。その答えかも知れないことが10th千葉公演の初日に安野希世乃さんから語られました。それは「炎陣が初めて披露されるのに自分だけいないから何とか1曲でもいいから参加したい」と安野希世乃さんからお願いしたと言うことです。盛り上がりや感動の演出のために演者を伏せていたわけでもなく、ただ全部参加出来ないから出演者情報にいなかったというものです。私はサプライズが嫌いなんじゃなくて演出家による雑な歓声の横取りが嫌いなだけだったんだろうなとこの時に思いました。

 

短くとか言いながら6000文字も書いててびっくりしていますが今回は以上です。続く。

 

なちゅらる(@clnct