原稿用紙26枚目

趣味のライブやオタクコンテンツについて長々と語ったり、Twitterに書くほどではないひとりごとをこっそり投稿します。お気軽にご覧下さい!

牧野由依『WILL you play with me?』1日目-感想-

 

6月9日にAiiA Theater Tokyoにて開催された牧野由依さんの単独ライブコンサート、「ポッカサッポロ 富良野ラベンダーティーPresents YUI MAKINO LIVE CONCERT『WILL you play with me?』」に参加してきました。

 

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私は3月に開催されたミニアルバム「WILL」のリリイベが実質初現場で、今回が初めてのコンサートでした。新参と言うことを念頭に読んでいただけると嬉しいです。2時間半弱にも及ぶライブでしたが、まずはセトリからいきましょう。

 

セトリ

1. song for you

2. ウイークエンド・ランデヴー

3. お願いジュンブライト

4. 星に願うなら

(MC)

5. スピラーレ

6. アルメリア

7. 横顔

8. What A Beatiful World

(MC)

-クラシックコーナー(菅原梨乃さんと連弾)-

9. モーツァルト ソナチネ 第一番 第一楽章 & 第四楽章

10. ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第二番

-ここまで-

11. Reset

12. もどかしい世界の上で

13. アムリタ

14. secret melody

-ここからスタンディング&衣装チェンジ-

15. Colors of Happiness―Rainbow Mix―

16. 囁きは"Crescendo"

17. ワールドツアー

18. ハウリング

-アンコール(衣装チェンジ)-

En1. Cluster

En2. それはきっとボクらしく生きる勇気

 

「全体の感想」

牧野由依さんの生歌は素晴らしい

 某アイドルゲームコンテンツのライブでは何度も圧倒されているのですが、「本当に今まで見てきたのが同一人物なのか?」と思わされるほどに新たな発見がありました。(もちろん声優業では力を出し切っていなとかそんな話ではないですよ。)バラード系の楽曲での高音域の澄んだ歌声にはうっとりさせられ、アップテンポな曲では天に突き刺さるかのようなキレのある歌声にテンションを上げさせられました。何の曲を回収しに行きたいとかそんな動機ではなく、これからも純粋に歌を聞きに足を運んでいきたいなと思いました。

・楽器・演奏

 生バンドは最高!この心地よい重圧感はCD音源では再現されない。リリイベは仕方ないのですがやはり音源が残念で、ちゃんと聞きたいと思ったのが今回のライブに参加した要因の一つでもあったりします。結果は予想以上でした。ドラム・キーボード・ギターはありがちですが、牧野由依さんのコンサートではそれに加えてグランドピアノ・ヴァイオリン・チェロまでありました。ピアノはもちろん牧野由依さんの演奏です。曲によっては弾き語りで、このチケット代でここまでのボリュームのコンサートを見てもいいのかと申し訳なくなるほどでした。

・観客

 満席だったのでおそらく800人ほどがいたあの会場ですが、一番感動したのが拍手のタイミングです。テンションが上がりすぎてつい…というものから悪気があるものまで、曲が終わり切らないまでに拍手の音が聞こえてくる現場は結構多いものです。しかし、牧野由依現場は違う。演奏の「最後の1音」が聞こえなくなるまで誰一人として拍手をしない。本当に素晴らしい観客だなと感動してしまいました。弾き語りを例に出すと、「横顔」という曲では最後に鳴った1音が会場に響き、牧野由依さんがダンパーペダルから足を離し、最後の最後の僅かな音が会場から消えてからやっとみんなが拍手をするという感じでした。真剣に聞いてる方々からすると当然のことなんだと思いますが、あまりこういう場に遭遇したことがないので深く印象に残っています。

 

さて、曲個別の感想です。

 

 

1. song for you

開幕がこの曲とは驚きました。復帰後に発表された「WILL」に収録され曲で、作詞作曲の岡本真夜さんに「元気に前に進んでいく強さのあるような方向性」でお願いした楽曲だそうで、その通りで聞いているとパワーを貰える楽曲だと思いました。しかしながら、「私がいちばん 輝ける場所にいたい」というサビを歌う姿には少し心が打たれました。この曲は牧野由依さんからファンのみんなへの歌でもあり、岡本真夜さんから牧野由依さんへの歌でもあるんじゃないかなと感じました。

 

2. ウイークエンド・ランデヴー

この曲好きです。聞いてるとウキウキした気分になります。

 

3. お願いジュンブライト

6月ということでジューンブライドにかけてこの曲が歌われたのでしょうか。ウイークエンド・ランデヴーからの繋がりにもストーリー性が感じられていいなと思いました。あと、衣装がウエディングドレスのような純白のドレスだったのですごくマッチしてました!この曲はサビで手を🤘(対応する絵文字がない)にしながら振りを真似るのが定番なようでした。ところで振りはコピーなのかミラーなのかどっちなのですか?

 

4. 星に願うなら

CD音源の1億倍強くてひっくり返りました。

 

(MC)

ここらへんでバンドの大半が捌けてヴァイオリンとチェロのみに。

牧野「Will you play with me?」→観客「YEAHーーー!!」のレスポンスの良さにTwitterの拡散力の凄さを実感されているようでした。

開演の挨拶とポッカラ…ポッカサッポロの富良野ラベンダーティーでご縁があって「かみふらのPR大使」に任命された話がありました。これもみんなの #実質牧野由依 のお陰みたいなお話でしたね。あとは、チェロのわたなべさん弄りで会場を湧かせていました。音大時代の同級生で、ファンの大半は認知している様子でした。そんな爆笑のMCから一転して「涼しくなるような曲を~」みたいなMCから次の曲へ

 

5. スピラーレ

「聞いてください、スピラーレ」の言葉がもう忘れられません。曲の背景はARIAに浅いのがバレるので言及しませんが、サビの「スピラーレ~」は聞いていて本当に心地のいい歌声でした。寝ないけどつい眠ってしまいそうなくらい心地のいい空間でした。あと、この曲に限らず照明演出が上手だなと思っていましたが、この曲はその中でも印象に残っています。私側から見て柔らかな後光がいいなと思いました。

 

6. アルメリア

イントロから涼しい波の音が聞こえて来ました。流れ的にこの曲もARIAの系譜になるのでしょうか。

 

7. 横顔

「ピアノと弦楽器でやるのは久しぶり」という趣旨のMCからこの曲へ。イントロのピアノソロからの弦楽器がCDとほとんど同じでハッとしました。この曲に関してはCメロのピアノソロパートが本当に最高でした。先ほど全体の感想でちらっと触れましたが、観客のみんなが服の擦れる音すら立てずに鑑賞しているのが素敵だと思いました。だからこそCメロのピアノがより映えたと思います。曲終わりの最後の1音が鳴り終わるまでの会場の緊張感を今もまだ肌で覚えています。

 

8. What A Beatiful World

ここで「前回のリベンジ」ということでこの曲へ。歌いだす前の話では、この曲を前ライブの2日目に歌えなかったようです。その話に関しては下記のインタビュー記事に詳しく書かれています。

ミニアルバム『WILL』インタビュー|牧野由依はなぜ復帰作で“声”をテーマにしたのか 本人が明かす、歌手活動休止の真相と次の一歩

当時は参加していなかったので何とも言えませんが、この曲が「誤魔化しの利かない曲」だったということでしょうか。この記事は事前に読んでいたので、そういう観点から鑑賞しようと考えました。

今回はStudio Live Versionと同様にピアノ演奏のみでの披露でした。しかしこの曲はサビの高音がすごい!圧倒されました。終盤に向けて徐々に力強くなっていく曲ですが、きっともう休止から完全に復帰したんだろうなと感じさせられました。上記の記事に「今回のミニアルバムの裏テーマはリベンジ」という話が最後に載っていますが、まさにこのライブで披露したこの曲がそれだったように思えます。

 

9. モーツァルト ソナチネ 第一番 第一楽章 & 第四楽章

10. ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第二番

いつものクラシックコーナー~みたいな入りでピアノの演奏コーナーへ。知らなかったのでビックリしましたが普通に歌なしでマジモンのクラシック曲をピアノで演奏していました。曲は「一か月一万円で生活したくなるようなあの曲」とラフマニノフのピアノ協奏曲。作詞家全般の豆知識なんかを(講義チックに)挟みながら同級生の菅原さんと連弾で披露。余談ですが、私も元々はピアノを習ってたし連弾の経験もあるのですごく懐かしい気持ちになりました。やっぱりピアノの音色っていいですよね。それはさておき、演奏中の牧野由依さんは真剣そのものでした。ピアノを弾くときは本当に表情が変わるなぁと思いました。あとは、肩や肘の柔らかさに「流石だなぁ」と感動しました。私はよくピアノの先生に指先だけで引いていて音色が固いと怒られました。

 

11. Reset

ここからフルバンドに戻ってこの曲!ほとんどCDバージョンでの披露だったと記憶しています。ここ本当に良すぎて立たせろとずっと思ってました(ここはまだ着席です) 一番印象に残っているのは照明演出です。中でもサビ前の1拍置くところで青っぽい寒色系でステージを中心に照らしていたものが観客向きに暖色系のオレンジっぽいライトに切り替わるとことはすごく高まりました。

 

12. もどかしい世界の上で

Resetからの流れから大好きなこの曲が来てくれないかななどと考えていると知ってるピアノイントロが!結構力強くガッツポーズしてしまったかもしれません。またまた自分語りになってしまいますが、私が「牧野由依」という人物に興味を持ったのはなんちゃらマスターシンデレラなんとかのライブイベントでした。それきっかけでソロ名義のCDを漁っていると「もどかしい世界の上で」という文字を見て驚きました。昔に見たアニメで何となくいい曲だと聞いていたエンディングソングが牧野由依さんだったとその時にリンクされたんですから。そんな感じでこの曲は牧野由依さんの曲の中でも一番古くから聞いていた曲です。その曲を初めてライブに行ったこのタイミングで回収してしまうなんて明日死ぬのかな?とか考えていました。演奏はピアノの主張が強くアコースティック調に聞こえるもののおおよそオリジナルバージョンだった気がします。落ちサビ前のギターソロ(?)の部分は本当に生きてて良かったと思いながらここが現実の世界なのか分からないほど幸せな気持ちになりました。

 

13. アムリタ

Rest→もどかしい~→アムリタ!流石に人を潰しに来る流れですね。好きすぎて本当に泣きそうになりました。初めて来たライブでここまで好きな曲を回収できていいものなのか…。照明の効果で広大な大地にピアノを弾く牧野由依さんしかその場にいないかのような印象を受けました。

 

14. secret melody

牧野由依さんってしっとりした曲が多いイメージだったんですけど、こういう曲もいいですよね。生バンドしか好きじゃねぇってなりました。

 

15. Colors of Happiness―Rainbow Mix―

この辺でダンサーがクラップとスタンディングを煽りまた違うライブパートへ。Resetで立たせんかいwとなりながらもめっちゃ楽しみました。どこらへんか忘れたけどスタンディングのパートから牧野由依さんがステージ左右に動いて歌う場面が増えていいなってなりました。

 

16. 囁きは"Crescendo"

いやーこういう楽しくなる曲を後半に固めてくるとは。声が素敵すぎてもうやばいですね。

 

17. ワールドツアー

曲が始まる前に「世界にSay Hello!」→Hello!のコール&レスポンスのレクチャーを済ませてその流れで曲へ。またまた楽しい曲でノリノリになってました。レスポンスが返ってきたときの牧野由依さんの笑顔が良かったです。

 

18. ハウリング

西宮のリリイベ以来でした。リリイベの時は観客側が歌うパートを歌ってくれた嬉しさで牧野由依さんが涙してたとかそんなこともありましたが、今回は笑顔でした。その「響き合って 奏で合って 高め合おう」の部分は観客側のレスポンスも良かったですね。

 

アンコール。今回だけなのかたまたまなのかは知らないですが手拍子だけで驚きました。「ゆっち」とか掛け声をするのかなと思ったら…。それはさておき手拍子が加速したり減速したり見ている分にはとても楽しかったです。

 

En1. Cluster

はい好きな曲。サビで指差しがあるのは知りませんでしたがみんなやってたので私もやりました。

 

En2. それはきっとボクらしく生きる勇気

「前回の2日目に参加した人にとっては重なる部分があるかもしれないけど、前に向かっていくので、その時のことを歌う歌じゃなくて頑張っていく人たちの応援歌として歌いたい」という趣旨の話からこの曲へ。終始笑うことを意識している様子でしたが、どこか涙がこぼれないように上を向いているようでした。この歌はやはり「あの日声が無くなるまで」の部分ですよね。そこは耐えたものの少し涙声になった牧野由依さんにこちらまでもらい泣きしそうでしたが、「応援歌」という話もあったので私は笑顔でステージに向き合い続けました。

 

最後のMCで「泣いてしまったけど明日は泣かない!実は一曲目から泣きそうでした」みたいな話をしながら笑い飛ばしていた牧野由依さんをみてこの人は本当に歌が音楽が好きなんだろうなと推測しました。

 

「最後に」

全体として、①歌のコンサート②楽器のコンサート③スタンディングのライブという構成だと受け取りましたが、本当に楽しい時間を過ごさせてもらいました。ライブ後にこんなに充実感に満たされていたのは久しぶりで、この気持ちを忘れないようにしなきゃだめだと思いました。また機会があれば絶対に参加したいです。次の現場で会いましょう。

 

以上。

 

 

※この記事の初出はこちらです。

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