原稿用紙26枚目

SNSに書くほどではないことをこっそり投稿します。お気軽にご覧下さい!

浅利七海ちゃんと井上ほの花さんへのフラスタ企画.。o○

こんばんは。なちゅらるPと申します。2024年9月14~15日に開催された「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT FANTASY」のDay2にご出演された井上ほの花さん浅利七海ちゃんに協賛フラスタをお贈りしました。

今回お贈りしたフラスタ

企画ページには簡潔にこだわりポイントなどを記載しましたが、行間も含めて改めて備忘録として記載していきたいと思います。

🐟浅利七海ちゃんと井上ほの花さんにフラスタを贈りませんか🐟の完成・収支報告|minsaka(ミンサカ)

フラスタを出すに至った経緯

前回は衝動的に個人でフラスタを出しましたが・・・

collapiyo.hatenablog.jp

2024年6月1日開催のUNIT LIVE TOUR ConnecTrip! 東京 夜公演にて、Kアリーナ横浜で次のライブが開催されることが発表されました。そのDay2の出演者になんと井上ほの花さんが!同ツアーの大阪公演ではシンデレラマスターシリーズから浅利七海ちゃんのソロ曲が発売されることが発表されておりましたし、待望のソロ曲がこのライブで披露される可能性はかなり高いハズ

なお、この時点ではソロ曲の情報は何一つ出ておりませんした。フラスタを出すと言ってもノープラン。前みたいに1人で出す?それとも協賛?みたいなことはぼんやり考えていましたが、お金こそかかるけど1人で出すのは気楽で、間に合わなくてもお花屋さんにキャンセル料(あれば)を払ってなかったことにすれば誰にも迷惑はかかりませんしね。

七海フラスタを出そうか迷っているフォロワーさんに助言をしたりしながら日課SNSを見ていると、他のアイドルではちらほらとフラスタ企画が立ち上がっている様子。「七海ちゃんのフラスタあれば参加したいな」という声もいくつか見かける状態。過去を考えても、七海Pが誰も動かないなんてことはありませんが、この状況が私を動かしました。

「後で後悔したくないし協賛フラスタを企画しよう」と。

 

総選挙のために3、4年ほど練習をしてきたからイラストは自分で描けるし、フラスタの発注は過去にやったこともあります。頼れる知り合いもいます。一応、フラスタを出す方法を助言していたフォロワーさんには仁義を切った上で、企画を立ち上げたのでした。

フラスタ企画の立ち上げ

企画自体は色んなやり方がありますが、今回はミンサカというフラスタや応援広告を中心とするクラウドファンディングを活用しました。

クラウドファンディング - 応援広告・フラスタ・楽屋花・贈り物にminsaka(ミンサカ)

このサイトの回し者ではございませんが、私自身も別の企画の協力で利用したり、参加者側でも何度か利用したことがあるサイトだったので選びました。手数料は最大10%かかりますが、サイトへの入金=参加完了という部分が主催側として協賛金の集金の負担がなくて安心でした。

事前に必要事項を入力し申請。審査が完了して企画ページが立ち上がった日のお昼休みに企画を行うことを周知しました。

サムネイルは大山版ドラ〇もんのタイトルコールのやつをイメージしました。

 

は?

 

 

それはそれとして、ちょうど同じタイミングで他の七海フラスタの企画も立ち上がっていたりしてにっこりしながらも、あれこれ準備しなければなりません。

どんなフラスタにする?

勢いで企画を立てたもののこの時点でデザインはノープラン。やっぱりソロ曲らしいフラスタにしたいなという想いはありましたが、まだ情報が出ておらず…。ライブまでに出るのか?と不安な思いをしながら過ごしていたところ、

発売日と曲名とジャケット情報が一気に公開されました。アイドルマスター コロムビア公式は金曜日の18時に更新しがちなので、毎週待っていました。

この情報だけでまずこのイメージでした。曲を聞いてからこの印象が変わることはないと謎の自信から一気にフラスタのデザインを進めました。ちなみに8月に入っても情報がなければ[かがやく新世界]浅利七海+でフラスタのパネルを作るところでした。

2024年7月22日公開のデザインラフ

浅利七海ちゃんはもちろんソロ曲のジャケットの衣装。一方の井上ほの花さんに肩出しのこの衣装を着せた絵は描けないし、勝手に長袖アレンジするのも気が引けるので過去のライブ着用衣装から選ぶことにしました。「シンデレラガールズのライブにおけるソロ曲」の魅力について語らせたら一生喋ってる私ですが、たくさんいるシンデレラガールズの中に輝く個性って意味ではライブでの個別衣装もソロ曲と同じ方向性で素敵だなと思い、この衣装にすることにしました。

個別衣装とは、アイドルのSSR衣装などをイメージして制作された衣装でシンデレラガールズの4thライブのSSA公演で初登場しました。そのライブで最初に披露されたのはBEYOND THE STARLIGHT「誰よりも光れ」から始まるこの曲が、まさにシンデレラガールズの魅力を一言で言い表しているような気がしました。それ以降も6thライブなどで個別衣装が使用されていますが、浅利七海ちゃんはその頃にライブに出ていませんので個別衣装は…

 

あります!

 

10thファイナル公演にてAge14が歌う「リトルリドル」で、突然、見たことがない衣装で現れて驚愕したことも記憶に新しいですね。せっかく個別衣装を選ぶなら、これまでの展開の歴史をこのフラスタにどんどん盛り込んで行きたいなと考えました。ポーズはLet's Sail Away!!!的な敬礼のポーズ等々。

お花屋さんの調整

パネルの作画はぼちぼち進めながら、お花屋さんとの調整を始めました。協賛でやっている以上、参加者に「この企画、大丈夫かな?」と思わせる要素は可能な限り減らしたく、お花屋さんも早めに決めたいところです。私のお花屋さんの探し方は、直近で同じ会場で開催された「ライブ名や公式タグ」と「フラスタ」でSNS検索をしてみること。デザインの細かい拘りポイントにどこまで寄り添ってくれるかは別として、今回であればKアリーナ横浜への発送実績があるお花屋さんならまず間違いないはずです。そのほか、シャニ勢の知り合いに6thで利用されていたお花屋さん情報を集めたり、他界隈からも情報を集めたりして決めました。今回は花問屋渡なべ様へ対応可能であるかご相談を行いました。結果はOKでした。ちなみに初回に送付した概算用の説明資料はこんな感じでした。企画ページに貼るものとは使い分けをしました。

実際の説明資料

私がこの段階で意識したことは「サイズ感をきっちり掴むこと」と「予算」です。

87shigoto.com

サイズ感は、上記サイトにて、はなしごと様が公開されているデザインシートをベースに掴んでいきます。この上で作業することで、パネルの大きさや花のボリューム感をきっちり把握することが出来ます。

サイズ感を押さえておかないと、パネル完成時点でお花屋さんに「そのサイズなら無理です」と言われても文句を言えないし、レギュレーション違反のお花になってしまって飾られないリスクや、後になって見積内容の見直しが生じることを避ける目的があります。

後者の予算は、今回は協賛企画ではありますが、最悪1人で出すことになっても大丈夫な予算を提示しました。協賛金ありきではなく、あくまで自分の作りたいお花を実現することが第一目標でした。

しちょうどうが待機中!

曲名とジャケットからしてイメージ通りの楽曲が出てくるのはほぼ確実ですが、まだ不安要素もあるので最後の仕上げに入るのは試聴動画が出てからにしようと考えました。それが出ない。え?本当に8月21日に発売される?などと焦りつつも8月9日…

 

ソロ曲、本当に出るんだ…

 

第7回シンデレラガール総選挙で45位に入ったこととか、第8回で14位&属性5位に入ったこととか、あと一押しの第9回以降はみんなで頑張ったけどなかなか結果に繋がらなかった悔しい期間とか、それでも諦めずに第2回ボイスアイドルオーディションで1位を勝ち取ったこととか、Let's Sail Away!!!という素敵な曲をもらえたこととか…他にも色んなことが走馬灯のように駆け巡りながら、再生ボタンを押すまで怖くて少しの時間を要しました。再生して、ほんっとうに素敵な曲で職場で泣きました。

宝物ですよ。本当に。進めている途中のフラスタの方向性に間違いはなかったので、あとは詳細を詰めていく作業です。

お祝い札、協賛者ボード

メインパネルのラフはサクサク進んでいって、実は行き詰まっていたのがここでした。「フラスタとは」を考えている時に、ふと私の記憶に残っているフラスタを思い出しました。

話すと長くなるのでツイート本文の通りなのですが、やはりフラスタは想いを形にってところが面白いという持論がございます。そんな中で今回のライブで私が見たい景色はなんだろうかと考えた時に「色んなプロデューサー(ファン)が自担当に拘らずステージに1人で立つ浅利七海ちゃんを応援して、Kアリーナ横浜という大きな会場が青いペンライトで埋め尽くされて海みたいになったらいいなと思いました。その根拠は初出演のライブであった10th幕張Day2のTreasure☆で浅利七海ちゃん(井上ほの花さん)が1人だけ出てきて、会場全員が青いペンライトを振るあの景色を配信で見た時に「ソロ曲でこの景色が見たい」と感じたところにあります。なので今回のボードはこのようにしました。

実際のパネルのデザイン

パネルの形状と光の配置を、LEVEL5とかLEVEL7から見たKアリーナ横浜のアリーナの景色に見立てて、両サイドにこれまでと今回の浅利七海ペンライトを4本配置し、このキラキラがペンライトの光であることを示しつつ「4回目のライブ出演」であることも示しました。これまでのライブ出演の思い出も振り返ることが出来るんじゃないかなと思います。頂部のシンデレラプロジェクトのロゴや筒のデザインをリアルに模写したら権利関係が怖いのでイメージ止まりにしました。他にはSSRうみのたからものからメンダコさん、SSRうぉーたーぱらだいすからクマノミSSRぴちぴち☆マーメイドから貝殻をモチーフに取り入れ、宛名の部分は始めてボイスが実装されたSRかがやく新世界から手旗を取り入れました。この辺りも拘りポイントです。また、浅利七海Pが集まると魚群と呼ばれたりもするので、協賛者名の下にサバオリくんのシルエットを挟んでその辺も表現しています。

メインパネル

実際のパネル

どちらも拘って丁寧に描いていますが、特に井上ほの花さんの個別衣装はすいすいオーシャンがモチーフだけどきちっとリアルライブで着用していた仕様で描いているのが拘りポイントです。また、背景のサンゴや水草が漂う岩場のイメージは敢えてこのようにしています。お花自体は青地にピンクや黄色の花を入れてもらってサンゴ礁のイメージにしていますので、パネルが悪い意味で浮くとよくないと思いました。つなぎ目が馴染むように考えています。

お花屋さんに説明した際の資料

実際のお花

ここを埋め込むように調整してもらったのは英断でした。いえ、私よりもここをきちっと汲み取ってくださったお花屋さんが素晴らしいです。

ライブ当日

名刺交換や知り合い、同担との交流を終えて開場即入場。Kアリーナ横浜でお目当てのフラスタを探し当てる難しさは知っていましたので、事前にお花屋さんに聞いていたLEVEV5へ直行しました。

実際の写真

…素直に感動ですよね。協賛フラスタという性格上、少なくとも贈り物が届きませんでしたってミスは許されないので、何重にも保険はかけていたものの実物が鎮座している様子を見て安心しました。色んな角度から撮影した後、程なくして列形成などがはじまり混み合ってきたので名残惜しみながらその場を離れました。

夜に撮影した全景

終演後に再度フラスタを確認しました。2日開催の終演後は実は比較的のんびりとフラスタを確認出来る時間だったりします。今回はLEDライトの電飾も付けてもらいましたので、夜になるとそのキラキラ感がより際立ちます。翌日のソロ曲披露を前にある種の達成感なども感じながら会場を後にしました。

ソロ曲披露を経て

2日目に披露された「にんぎょひめ練習中!」を見て、このフラスタに込めた想いそのものみたいなライブ演出、パフォーマンスだなと思いました。これは私の考えたフラスタが凄いって話ではなく、プロデューサーやファンが見たかった景色を井上ほの花さんが、ライブ制作陣がきっちり考えて形にしてくれ、綺麗に交わったというお話です。

Treasure☆からのソロ曲の流れ、メインパネルのポーズとこの楽曲の振付のサビ終わりの決めポーズが一致していた奇跡や、みんなの応援の気持ちが生み出したペンライトの海は、"大好きな海"みたいなその景色は、きっちりと演者さんの目に届いていること、どれを取っても嬉しかったです。

サビ終わりの振付をイラストにしました

改めて、このフラスタは皆さんのご協力なくして完成しなかったと思います。本当に!協賛の有無に関わらず、応援してくれた方もたくさんいました。本当に感謝しています。ありがとうございました。

最後に

打上げから戻って来て宿連番者と更に飲んで気絶するように寝ていた私はふと6時頃に目が覚めました。普段なら「あと2、3時間寝れる〜」と再び眠りにつくところですが、何となく開いたインスタにビックリしました。

 
 
 
 
 
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もうチェックアウトまで寝れませんでした。フラスタは演者さんへの贈り物ではあるけど、後日マネージャーさんから「こんなのあったよ」って写真で見せてもらうだけでも私は十分嬉しいですし、実物をご覧になったことがSNS等で感じられれば更に嬉しいなぐらいの気持ちでフラスタをお贈りしています。みんなで出したフラスタが、こんな形で紹介されたことにはこの上ない喜びを感じます。

改めて、協賛や応援いただいた皆様と形にすることが出来たフラスタだったと思います。ありがとうございました。

 

今回は全部自分でやったこととに情報解禁の問題も合わさってスケジュール管理が難しかったです。次は色んな人と協力しながら作るフラスタにも挑戦したいなと思います。

 

以上、日記のような備忘録でした。

 

なちゅらるP(@clnct)