こんにちは。
なちゅらると申します。今回はライブイベントなどにフラスタを出す手順をブログにまとめておきたいと思います。完全に自分が出す時に参考に見る用。あと知り合いが参考になったら良いな程度のやつです。主観がかなり入っています。
フラスタはお祝いの気持ちをお花という形で表現する贈り物。「皆が出すから私も出す」とか「フラスタを出せば演者さんから反応が貰える!」とかそういう発想が好きじゃないので、「このイベントでお花を贈りたいけどやり方が分からない!」みたいな人の参考になればと心より願っております。
そもそもフラスタって何?
フラスタはフラワースタンドの略で、祝花と呼ばれたりもします。今回はフラスタと表記して書いていきます。

ライブ会場の入口などに飾っているお花をご覧になった方も多いのではないでしょうか?それです!では、どのような手順で手配をしていくのでしょうか。
受け入れ可能であるかを確認
イベントが発表されたらまず確認するのは、フラスタが受け入れ可能かどうかです。イベント公式ページの注意事項の項目などに記載があることが多いです。

小規模なイベントなどHPに受け入れ可否が記載されていない場合で、個別にお問い合わせをすることで確認することも出来ますが、スペースの問題であくまで企業や関係者からのお花の受け入れしか想定していない場合もあるので、この前提を持って確認することが重要かなと感じます。
確認する事項の例
- 考えているフラスタのサイズ(よくあるものだと底辺40cm×40cm、180cm以下)を伝える。その他規定があるか確認
- 一般人(個人)からのフラスタの受取を行っているか確認
- 到着日、回収日(時間帯も含む)はもちろん、搬入口等分かる範囲で確認
受け入れOK!次に注意することは
レギュレーションの再確認です。例えば「底辺40cm×40cm以下、高さ180cm以下」のようなルールが決まっていることがあります「底辺」とは、よくある4本脚のスタンドで接地面より上をボリューミーにするのはOKという読み方が出来ます。高さはそのまま全長ですが、これは絶対に守らなくてはなりません。何故か?
- 設置されない可能性があるから
- 移動することがあるから
- 次回以降、フラスタNGになるかもしれないから
などがあります。ひとつずつ解説していきましょう。
設置されない可能性があるから
そもそもルール違反のフラスタは展示出来ない可能性があるとされていることが多いです。例えばこれが参加者から賛同金を集めた協賛フラスタだったらどうでしょうか?ライブ会場で見れることを楽しみにしていた参加者に対して説明がつかず、主催者も参加者も贈ってもらう演者さんもがっかりさせかねないと思います。設計時のサイズの管理方法はこちらに記載しています。
移動することがあるから
フラスタは、公演中に案内係のスタッフさんなどが動線の整理のためや色んな事情でお花を移動させることがあります。連結フラスタなど大きすぎるものはその支障となります。また、運営の想定していないサイズとなるとフラスタの転倒等様々なリスクがあります。そうならないためのルールでもあるのと理解しておく方がよいでしょう。
次回以降、フラスタNGになるかもしれないから
あくまでご厚意でフラスタの受け入れをOKしてくれているものだと思います。ルールを守らない人が増えてくると、「一般人からフラスタめんどくせぇ~」と運営に思われて、今後の受け取りが無くなってしまうかもしれません。
贈り手の思いが形となり、演者さんや作品らしさが表現されたお花を贈る素敵な文化を、これからも続けて行くためにはルールは守って欲しいと思います。
スケジュール管理
フラスタの内容や発送場所にもよりますが、遅くとも1か月前にはお花屋さんに連絡しておいた方が確実だと思います。地方のイベントなど、そもそも対応可能なお花屋さんに限りがある場合は「予約枠が埋まっていてこれ以上受注出来ない」といったこともありますし、他のお花屋さんを探す必要が出てくることもしばしば。状況に応じて早め早めの行動が大事です。
作業期限の参考 ※お花屋さんや制作する内容によります
- デザインやラフ作成(見積り内容や受注可否に関わるのでお花屋さんに連絡するまでに出来ていると◎)
- お花屋さん探しと見積・注文(~1か月前)
- イラスト付きの場合イラスト制作完了(~2、3週間前)
- パネル印刷とお花屋さん到着完了(~1週間前)
- (参考)お花屋さん作業(1週間前~前日など)
それぞれの作業時に注意すること
デザインやラフ作成
先ほどのレギュレーションの話にも関係しますが、そもそもパソコンなりタブレットの画面上でサイズを確認しながらお花を設計するのはすごく難しいです。「レギュレーション違反するつもりはなかったが、結果としてパネルサイズが大きすぎて超えてしまった」ということも十分あり得ます。
そこで私がオススメしたいのがはなしごと様が公開しているデザインシート。
【フラスタデザインシート5種】あれ?イメージと違うって経験のある方へ | フラスタ 楽屋花 はなしごと
お花のボリューム感を意識しながら配置できて、「思ってたのと違う!」を極力減らせると思います。また、印刷するパネルのサイズもここで検討できます。こちらで説明します。
「お花の設計」と言っても、全体のイメージとボリューム感さえ伝えたらお花屋さんが良い感じに作ってくれるものです。「ガーベラを何本使って、ここにはこの品種を何本使って…」のように細かく考える必要はありません。

※デザインシートを表示すると文字が見えなくなるのでレイヤー非表示にしています。
私の場合、ラフはこんな感じでOKでした。(なお、大事なのはサイズなのでパネルの中身まで描ききる必要はないはずです)文字ではなかなか伝わらない部分もあるので、お願いする事項は引き出し線などを駆使してこの1枚に表現しきった方が良いと思います。抽象的すぎると、お花屋さんから確認をされる場合もあります。
(私はやったことがありませんが)、花の品種を指定するとその分見積額に跳ね返ったりしますので、全体の色だけ指定、可能な範囲で品種を指定、必須として品種を指定などを予算に応じて使い分けるのが良いと思います。
そう言えばあるお花屋さんで、このようなラフをA4で印刷して作業されているのを見たことがあります。メールで伝えているレギュレーションなども1枚に書き込んでおくのが双方にとって良いのではないかと個人的に思います。

よくあるバルーンや足回りを隠す不織布などはオプション料金でお花屋さんにて手配頂けることが多いですが、対応可能であるかを事前に確認しておいた方がよいです。
また、既製品でも特殊なものや注文者で制作したものを付ける場合は、特に事前相談が大事だと思います。(1点当たり例えば1000円で付けてくれたり、内容によっては不可ったりと様々)
お花屋さん探しと連絡
ここが一番難しいところだと思いますが、「経験者の知り合いに聞いてみる」だったり「直近で同じ会場で開催された「ライブ名や公式タグ」と「フラスタ」でSNS検索をして探す」辺りも効果的かもしれません。と言うのも、フラスタは運営が設定した期日までの発送と回収が必須です。なので、同じ会場で対応実績のあるところから選ぶのがオススメです。
お花屋さんに相談のメール等を行う場合は、以下の内容などを伝えます。
- 会場の住所(確認した必着時間、回収時間も含む)
- サイズ等のレギュレーションがあればお伝え
- 考えている予算額(簡単なものなら数万~凝ったものなら10万越え?)
- 見積の参考にラフの送付
ラフに忠実に作成すると予算オーバーする場合は、お花屋さんから教えてくれたりするので提示すると調整の手がかりになるかもしれません。金額や条件に納得がいったらお花屋さんに正式に注文をします。お花屋さんの方から例えば「パネルや装飾品は1週間前までに到着するように送ってください」など指示があると思うのでスケジュールはそれに従いましょう。
イラスト制作
イラスト付きのフラスタにしたい場合は、外注するか自分で描くかで準備します。外注するなら依頼料なども考え、イラスト担当者とよく相談してスケジュール管理をしっかり行う必要がありますが、私は外注したことないので割愛します。

パネル印刷
印刷業者(サイト)は?
有名な印刷業者がいくつかありますが、よくある人物のシルエットで切り抜かれたパネルを作成したい場合、プリオがおすすめです。パネルを自由に切り抜くには、イラストレータのような高級かつ操作に知識が必要なアプリケーションでカットライン(裁断する線をデータで表す)を作成する必要がある印刷業者さんも多いです。ここは画像を入稿するとカットライン作成をしてくれます。(ただし納期が中1日プラスされます)その他、データ入稿に必要な手順をホームページで丁寧に解説してくれているので、初心者にオススメです。
パネルのサイズってどれくらい?
パネルの印刷サイズが分かんねぇ~という場合は、やはり先ほどのデザインシートが使えます。

ここで、パネル部分のレイヤーを選択して、方眼紙の原点に移動させると…

だいたい52cm×52cmのパネルを印刷すれば良いことが分かります!助かりますね。
用紙は?
印刷出力用紙は耐水紙にお好みでコーティングを施すことがおすすめです。パネルに水分が付くとせっかくのパネルが台無しになってしまうからです。

屋外だと雨が怖いですし、屋内であってもお花自体も水を纏っています。何かの拍子にパネルに水分が付着して印刷が滲んでしまうなんてことも…。他には、屋内であっても搬入時に雨に降られるリスクもあります。費用は若干高くなりますが、耐水仕様にすることをオススメします。
その他
お花屋さんがパネル直送OKの場合は、プリオなどで送り先を指定する際にお花屋さんにしましょう。その際に、注文者情報を入力しておくこと(お花屋さんが誰のパネルか分かるよう)が大事です。
パネルに手作業で装飾をほどこすなど加工が必要な場合は、自宅をパネルの送り先にしてから加工を行い、お花屋さんに送ります。その場合、直送よりも時間がかかるので注意が必要です。
フラスタの制作
ここまでの手順を辿れば、後はお花屋さんにお任せ。花束の注文みたいなもので、主催者が花を買ってきて1本ずつ刺していくといった必要はありません。発送日や回収日さえ間違えていなければ無事にフラスタをお贈り出来るのではないかと思います。お疲れ様でした。
(参考)協賛フラスタを出す場合
フラスタには個人フラスタと協賛フラスタの大きく分けて2つがあります。協賛フラスタの場合のメモを追加します。
最初に企画の立ち上げを行う必要があります。Twiplaで企画したり、ミンサカなどのサービスを活用するのありです。Twiplaだと参加者への連絡が難しかったり、集金がお互いに手間だったりするので、進捗報告機能や意見募集機能などがあって便利なミンサカを推しています。
企画中は、全体のラフを作成して提示した方がよいです。何故なら参加者はラフ(コンセプト)を見て参加するかどうか決めることが多いです。参加者は集まりにくいですが、当日までお楽しみにするのもやり方のひとつです。
最後にはきちっと収支報告をする必要があります。お金をどのように使ったか、儲けが出てないかをきちっと示すことが次回企画時の信頼に繋がると思います。
個人的に推してるミンサカだとそもそも収支報告しないと出金手続きが出来ないので、参加者にも安心かなと思います。
以上、備忘録でした。