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さて、1年の始まりは目標設定ということで恒例としていこうと思います。2022年に描いた絵は大小合わせて96枚。初年の2020年が130枚、2021年が120枚だったことを考えると年々減ってきているようにも見えますが、1枚当たりのクオリティは各段に上がったように思います。思いますというか、上がりましたと胸を張って言えます。
クオリティと魅力度はまた別の評価軸で、2021年は今見てもいい絵が多いように思います。今並べた絵もそうで、細部の未熟さこそありますが、2021年の方がいいコンセプトで描けているし、塗れているし・・・・ってことで最初に反省点を述べておきます。
2022年の目標達成状況振り返りの前に
2022年、正直苦難の年でした。本当に絵がだめ。決して「いやいや、そんなことないよ」という声が欲しいわけではなく、自分の中で納得のいく絵を描ける率が低かった1年だったという話です。1枚あたりにかける時間はめっちゃ増えたのに。
その理由は自分で少し気づいていて、「中途半端に知識がついてしまった」ところにあると思います。知識を自分のスキルとして使いこなせたらこんなことにはなりませんが、使いこなせないのに「こうすると魅力度が下がりがち」みたいな知識で自由度を減らしてしまったり、「体に対してバランスをこうすべき」みたいな"目"に邪魔されたりと、本当に自分が描きたかったものは何だったのか時間をかければかけるほど見失い続けた1年でした。だから、時間を決めてさっさと描いてしまった「調整時間をあまり取れなかった絵」の方がいい感じになったりしていました。多分、絵を見てる側ってそこの微調整は関係ないんですよね。いかに伝えたいことを絵に載せきるか、どのタイミングで出すかの方が重要なんだと思います。そこに必ずしも技は要りません。
そっちも 晴れそうだね!#小宮果穂 #シャニマス #小宮果穂生誕祭2022 pic.twitter.com/VZ3tB14MpT
— なちゅらる (@clnct) 2022年7月30日
例えばこちら。最新版は結構修正していますが、こちらは7月29日の小宮果穂ちゃんの誕生日に合わせて描き始めて、翌日までかかりましたがなんとか描き上げた1枚。時間がかかっているようで意外とかかっていなかったりします。
フェス限の髪型も衣装も大人っぽいし新鮮。ありがとうございます。 #浅利七海 pic.twitter.com/6TL3eGkqe9
— なちゅらる (@clnct) 2022年10月1日
こちらは9月28日15時解禁のフェス限衣装の浅利七海ちゃん。10月1日には上げているということはかなり短時間で描き上げていることが分かります。あと2022年自分的お気に入り絵の優木せつ菜のDIVE!も「今上げなければならない」という覚悟のもと、2人分を1週間少しで描くことが出来ました。(Twitterに投稿したリンク)
その気になればこれぐらい描けるはずなのに、大したことにない絵に何故か1週間ないし2週間かけてしまうことも多々ありました。そういう絵は、確かに正確で、細かな書き込みがなされているのだけど、自分としては魅力度の低く固い絵に感じていました。
知識は多少持っているのにそれを再現する練習が不十分だった。何故か?多分
終わりです。2020年、2021年はやっぱり無限に時間があったんだなと改めて実感した1年でした。ライブは行き過ぎない方がいいらしいね・・・。あと仕事の関係で微妙に忙しくて時間取れなかったとか、シンデレラガール総選挙の仕様が変わって短期集中型じゃなくなったから絵を1枚でも多く描こうというスイッチが入らなかったとか色々あります。
(小言)
なので、アイマス合同MOIW2023でフラスタのイラストを描いて出すってのが自分のブレークスルーのために重要なイベントでした。そうなんです、出す予定だったんですよ。端から見たらただ、アイマスのことに噛みついてる半身ラブライバーとしか映らないだろうけど、オタクやっててあんなショックな出来事はそうないですよ。元から少ないモチベがダダ下がりでした。1mmも出す予定じゃなかったアイマスPたちが「これなら公式に金が落ちるからいいぜ!」とか言ってんのマジで良い加減にしろと思いますよね🤣
色んな事情があったのは分かるけど、感染対策なら状況は変ってないから最初から"検討中"にしなければいいし、フラスタの代わりに納期2週間の公式のぼり(普通のアスペクト比ではないからデザインしなおし&公式の判断でドボンありだから下手なこと出来ない)でしょ?もっと早く言おうよ。俺らものぼり出したかもしれんよ。オタクの気持ちを踏みにじるのはやめてください…
2022年の目標と達成状況
さて、いつものように1年前に設定した目標を振り返ってどうだったかを見ていきたいと思います。
↓2021年の記事はこちらから
色を勉強する
△。色って言っても色相、彩度、明度のバランス関係を中心に勉強していました。まとまりのある色使いというか。影色は実は彩度を足した方がいい感じになるとか(絵柄による)、肌の影色は意外と派手にした方がいい感じとか、色相を変えるなら彩度と明度の数値は大きく弄らない方がいいとか。
で、その上でも自分の絵は「眠たい」ことが多いのです。その理由は、自分の絵から彩度を落とした時に見えてきます、「明度差」によるコントラストが無さ過ぎる。絵やってない人からしたらコントラストは明暗差でしょと思われると思われるかもしれませんが、色相、彩度、明度の差いずれもコントラストと呼んだりしているのをよく見かけます。色相の差は補色として、例えば「青とオレンジ」の組み合わせはよくライブ会場で見かけたりします。これも差によるメリハリがあるコントラストが高い状態です。
そんなパラメータの中で、自分の絵全体の明るい・暗いのメリハリが少なかったことに終盤になって気づきました。
最近は白背景でも魅力的なイラストによく出会います。光と影の表現力も掛け合わせてそういうのも描けるようになりたい
昨年、目標なので理想で調子のいいことを言ってはいましたが、やっと自分事として考えられるようになったという意味では成長したのかもしれません。
動きのあるポーズに挑戦する
〇。これまでポーズ人形を参考に描いていました。アタリ(バランスよくかくためのガイドのようなもの)としてはそれでも全然問題ないのですが、関節部分曲げ方を工夫したり(例えば女性キャラの足の向きは内向きにした方がセクシーとか)や腕、脚の線の引き方を曲線的にした方が絵のフェチ魅力度があがるけどそこまでのポーズを作れないとか、あと体重移動や実際に人間がそんなポーズを出来るかを検討しながら模型を動かすことも難易度が高いです。言ってしまうと、魅力的なポーズを再現しようとすると、ポーズ人形の可動域越えてるんですよね。少なくとも自分が持っているものは。
なので、今年は人間を資料に描くようにしました。落書き程度なら人形でもいいのですが、ちゃんとした絵は。時には自撮りも参考にします。自撮りと絵の比較を貼っていいねが稼げるビジュアルならいいのですがその辺にいる銀〇ャリ橋本さんみたいな感じなので(?) 今年はデフォルメではなくリアル寄りの絵が多かったのはそのためです。どこかでどっちの絵柄で行くかは決めないといけませんね。
そんな感じで、人間の動きを参考にして描くことが増えたのでポーズ人形の謎重心は卒業しつつあるかなと思います。ちなみに、最初のうちはポーズ人形を参考に描くのはめっちゃおすすめです。絵はシルエットが大事だから、アタリきちんと取るかどうかがポイントになりますので。
つながりをもっと増やす
✖。現実的な目標として設定したフォロワー1000人はあと数人のところで達成出来ませんでした。絵を褒めてくれる人は増えて来たし、一緒に絵を練習するような(勝手にライバル視してる)知り合いも増えて来たので、そこはありがたいなと思います。
2023年の課題
色を勉強する(特に明暗差を!)
キャラ単体は良い感じで描けるようになってきたので、背景込みで良い感じの絵を描けるように勉強して実践していきたいと思います。ちなみにDMMブックスのセールで参考書を買ったのでマジで勉強します。
つながりを増やす2
2022年は実はフォロバ目的ではなくいい絵を描く方々はフォローするようにしました。いい絵は見た方がいいので。そういう一方通行のつながりも増やしていきたいし、絵を一緒に頑張る人も増やしたいし、単に応援してもらえる人も増やしたいです。地道な名刺交換や誕生日絵、応援絵の参加などを積極的にしていきたいと思います。
まずはフォロワー1000はいけるか?じゃあ1200ぐらいを目標に頑張りたいと思います。頑張るのでもしよければ応援ください!
あとがき
そんな感じで、友情!努力!嫉妬!って感じで2023年も頑張って絵の練習を続けたいと思います。温かく見守って下さい。
なちゅらる(@clnct)