原稿用紙26枚目

SNSに書くほどではないことをこっそり投稿します。お気軽にご覧下さい!

「TO BE CONTINUED」の王道ED感~Liella! 3rdツアー~

前回のラブライブ!

アイマスPなのにバンナムフェス2ndで初めて見た5人のパフォーマンスに圧倒された俺
衝動的にLiella!2ndに参加したけど・・・
俺「大阪は地元だからね」
そこで待っていたのは、生バンの完全神公演
転がり落ちるようにファンミ大阪現地、東京配信、名古屋現地に参戦
俺「アニメ公演だから1回だけ!」
3rdツアー愛知に参加。そして何故か大阪公演に両日参加して東京公演のアーカイブも購入した!

 

 

 

閑話~Liella!にとっての大阪~

こんにちは。2023年1月のラブライブ!スーパースター!!の大きな出来事は、開催中の3rdツアー、そして2ndライブのBDの発売だったかなと思います。

もちろん購入しました

Liella! 3rd LoveLive! Tour ~WE WILL!!~で訪れる会場の中で唯一、2ndライブでも訪れた会場があります。それが大阪にある大阪城ホールです。

 

公演の1週前に先ほど写真を貼った2ndライブのBDが発売され、「5人のLiella!と9人のLiella!」について考えるいい機会だったと思います。きっと、演者さんにとってもそうだったのではないでしょうか。

何故ならば、大阪城ホールは1期生5人体制の最後の単独ライブが行われた地。PVが公開されて2期生の声を初めて聴いた地。

そしてこの会場がある大阪は、ファンミツアーとして2期生の4人も加わって初めて9人で動き出したで地(会場はオリックス劇場)でもあります。

大阪公演のレポートをMC中心に

東京公演も終わっちゃったし、今更大阪公演のレポートとか要らないかな~と言いたいところですが、アーカイブを見終わってから考えました。

 

「大阪公演の感情をきちっと形にして残しておかなければならない。これがないと東京公演を語れない。

大阪城ホール2周目で見た鈴原希実さん

MCではたくさん笑ったし、たくさんグッと来たし…。その中でもシーンが印象に残っています。

Liyuuさんが最後のMCで問いかけた「9人になったLiella!」

Liyuuさんも他の演者さんのように大阪城ホールには2ndライブで訪れていたことに触れました。会場で見たところ、何気ない一言だったように思えました。

「(5人から)9人になったLiella!、どうですかー?」

そしたらね、会場から盛大な拍手が送られましてね…。この日一番力強くて長い拍手だったと思います。9人のLiella!を楽しんでいる気持ちを伝えるために、声が出せない分、私も精いっぱい拍手しました。

この日はアリーナ最前ブロックの下手側。大熊和奏さん、鈴原希実さん、ペイトン尚未さんがよく見える位置でした。目を向けると、胸の前に両手を強く重ねて祈るように拍手を浴びる鈴原希実さんが見えました。そして、何となく上手側を見ると観客側に顔が見えないよう、後ろを向きながら天を見上げる絵森彩さんが見えました。私には涙がこぼれ落ちないようにそうしているかのように見えました。

再びのんちゃんの方を見ると、既に顔を両手で覆って号泣していました。すかさずペイちゃんがティッシュを取ってきて優しく肩をさすっていた記憶があります。漫画形式でまとめているので参考にご覧ください。

このシーンの間、予想外の展開にりーちゃんが手の甲?をおでこに付けて「ぉ~困った。困った。」と言っていて可愛らしかったです。

初めてのライブをツアーで参加する2期生の努力、更に実際に宮城県に始まり、愛知、千葉、北海道、大阪と巡って来た経験値の高さ、トロッコで誰一人見逃さずにレスを送ろうとする姿勢が観客に自然に拍手をさせたと思います。

私はこのシーンに、配信で見た2期OP/EDのリリースイベント第2部の鈴原希実さんの最後のMCを思い出しました。ちなみにこの話は、1期生5人ともリリイベ現地で知った様子でした。

1期生の皆さんが(当時)無観客でリリイベをされたじゃないですか?私だけ唯一の観客として見ていまして、完全にスタッフとして。初めてのパフォーマンスなのにあれだけすごいパフォーマンスをしているみんなを見て「この中に入っていくのって、やっていけるんだろうか」と不安で、落ち込んでしまった(中略)私のSymphonyのさゆちゃんのパートを歌って初めてその気持ちを克服できたような気がした。

※一部要約

実は伊達さゆりさんや青山なぎささんが合格した1回目の一般公募に「ラブライブ!が好き」というだけで参加したという鈴原希実さん。ファンが、漠然と「完璧な5人に新たな4人。Liella!はどうなるんだろう。」と感じていた不安を、誰よりも長い間、人一倍強く、それも自分のこととして考えていたことだと思います。そのことを想うと、2ndと同じ会場で迎えたこの景色。私は、この大阪公演がLiella!のとっても大事な歴史の1ページだったんじゃないかなと思います。

翌日ののんちゃんのこんなMCもあって、非常に頼もしくも感じられました。

WE WILL!!はテレビも含めて一番見ているパフォーマンスだと思う。
9人にとって大切な曲で、3rdツアーのリハーサルでも毎回パフォーマンスしている。
アニメとのシンクロを感じられるよう一番詰めて練習している。
最初(今回のライブの1曲目)だから引き込みたい。
9人のLiella!の象徴みたいな曲。
これから WE WILL!!を何回見られるか分からないから目に焼き付けて欲しい。

※要旨

東京公演Day2

ベルーナ公演を前にして、アリーナとしては最終公演だった東京公演Day2。これまでの3rdツアーの歩みを振り返る話や9人体制のLiella!の頼もしさを語るMCがかなり多かったなと思います。

この公演、現地参加でもないしリアルタイム配信でもなくて、Twitterで流れて来たレポートをチラ見してから購入を決意しました。大阪公演初日のMCがあったのにどうして鈴原希実さんが、勇気のカケラが響いたと語ったのんちゃんが、どうしてそんなことを言うんだろうと率直に疑問に思って。と言うか心配になって。

 

最初から通しで見て、当時でも相当感動した愛知で見たパフォーマンスからまた磨きがかかったなと思いつつ例のMCへ。大熊和奏さんのMCもかなり刺さりましたが今回はのんちゃんのことに絞ります。

書き起こし

のん…………………………………………………………………………

今って本当にいい時代ですね。現地に行ってなくてもお金さえ払えばオタクフィルターを通さない発言原本を映像で確認出来るから。この発言の真意は「私はラブライブ!シリーズとLiella!で変われた。ベルーナドームは最高の公演をするから見に来て欲しい」って前向きな決意だと感じました。嬉しいですね。

ご本人のインスタにそんな思いが詰まっているので参考にご確認ください。

お前は誰だよって思われるかもしれないけど、ファンミツアーで他の2期生たちがキャラを確立してどんどん爪痕を残していく中で元気はあるけどどこか大人しい子だなと思っていて、まあそこが今思うと桜小路きな子っぽさもありますが。リリイベ、3rdツアー12公演を終えて、こんなに頼もしくステージで発言していることに一種の感動を覚えてしまっている自分が怖いなと思います。

Twitterで言いましたが、「この曲が聴きたい!」でライブ現場に行く分には回収出来ればすぐに立ち去れるんです。でも、この興味の持ち方って本当にまずいなと。セトリが殆ど変わらない3rdツアーを何度も見れる気がする今の自分ってLiella!沼の上で綱渡りしてるような感じです。多分まだ戻れるので助けてください。

ツアーの最後に披露される「TO BE CONTINUED」の王道ED感

そんなキャストごとの物語を感じたツアーのラストがこの曲。実はTVサイズ尺(59秒、89秒)作り出せる仕掛けになってる?と疑ったほどEDを感じるこの1曲。(75秒ぐらいにしかならなそうでした)

自分の中にある「アニメのED像」は、子供の頃に夕方に見ていたアニメのEDが大半を占めています。「アニメが終わってしまいそうで寂しい。でもまた来週このキャラクターたちの冒険を見られる!」みたいな悲しさと希望が両立した不思議な気持ち

ファンミ名古屋Day1 1回目で岬なこさんが1期ED「未来は風のように」を"終わっちゃうけど次回予告があって次もある楽しさ"と表現されていたのも思い出しましたが、12公演ある3rdツアーの最後を締めくくるTO BE CONTINUED1クールのアニメぐらい色んな受け取り方が出来ると思いませんか?

最初に見たTO BE CONTINUEDは、これからツアーと言う冒険が始まる希望に満ち溢れたフレッシュな曲に感じました。それが、物語が中盤に差し掛かった大阪公演では、「もうすぐツアーも終わっちゃうんだな」みたいなウェット感も感じながら最後まで全力で駆け抜ける青春の1ページみたいな曲に感じました。最後の東京公演では12公演分の物語が全部走馬灯のように流れて、キラキラ輝いている感じがしました。

その"物語"と言うのは、先ほど鈴原希実さんを例に話ましたが、9人+1人分だけ「このこれまでとこれからの物語」があったんじゃないかなと思いました。この辺はアリーナ全通した人の感想を是非聞いてみたいです。

そんな目で見ると、1Bサビ前の「勇気出して 叶えた奇跡」を笑顔で歌う鈴原希実さん、あまりにも眩しすぎて…。現実で起こっているのに存在がアニメみたいなんですよねLiella!って。

TO BE CONTINUEDという表題の通り、明日の公演へ、来週の公演へと次回予告のようにバトンを繋いできたこの曲って本当にすごいなと改めて思いました。

 

この記事構成にするために外れたけど書いておきたい感想一覧

どこかでしたいなと思っていたツアーの全体的な話をのんちゃんに注目したら書けそうだなとアーカイブを見て思ったのでこんな感じで書いてみました。こちらは書き起こしではないので意味だけ汲んでもらえたら。

  • 大阪初日の最初の挨拶MCで「心の中で共感の嵐千砂都でお願いします!私はメイが好き。あなたは?」とか言ってたのに、2日目の最後のMCで「ファンミ大阪で見た景色が忘れられない。なこちゃんの勇気のカケラに本当に吸い込まれた。」と真面目に語る大熊和奏さん。そして「顔真っ赤だぞ」の実写になる大熊和奏さん。
  • 大熊和奏さんに続けて「勇気のカケラが響いた」と語る鈴原希実さん。
  • 大阪初日の最後のMCで「WE WILL!!でステージに立って、"客席にいっぱいいる"じゃなくて"これが2ndで1期生の見た景色か"と思った。今でもLiella!の一員になれたと思う瞬間がまだまだある。」と語る薮島朱音さん。
  • 結那「邪魔すんで~」なこ「邪魔すんなら帰ってー」結那「あいよーなんでやねん!」
  • 大阪初日の結那さんのウィーン・マルガレーテの曲の話。「"ひとり"って歌詞が出てくる。1人で大きな決断をするのは勇気がいる。やると決めたけどやっぱり寂しい、切ないという気持ちが"ひとり"というたった3文字なのに含まれている」
  • 大阪2日目、岬なこさんに話題を振られて「(マルガレーテちゃんは)矛盾した性格を持っている。"私はすごい"と物理的な高さを表現したり、東京大会で見せた行動も素直じゃないと出来ない」と語る結那さん。
  • 大阪初日の「大阪が今回のツアーの一番西。Shooting Voiceの"今夜キミに届け"はここにいる人も(会場の外にいる)全ての人に向けて歌ったと語るペイトン尚未さん。
  • 大阪初日の最後のMCで「この日のために色んなこと頑張ろうと思う、その気持ちに応えられるように頑張る」と語る青山なぎささん。
  • 大阪2日目に「2ndで大阪城ホールに決まった時は"いいんですか?"みたいな感じで家族に報告した。今回は2ndで出来なかったことにチャレンジしたいというやる気が勝った」という青山なぎささん。(実際に、2nd大阪2日目のMCでそんな話題が出ている。)
  • 最後のMCですごいことになった大阪初日に「流した涙は汗にかえて!」とTO BE CONTINUEDにつなぐ伊達さゆりさん。
  • 大阪2日目の1.2.3!のトロッコ動き出しで貫性の法則で横転しかけるペイちゃん
  • 東京2日目に「アンコール前の幕間映像で私が何て言ってたか覚えていますか?日本一、世界一、宇宙一!って言ったんですけど!……私は本気です。」と真面目な話をする大熊和奏さん。

 

私からは以上です。またどこかでお会いしましょう。