原稿用紙26枚目

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虹ヶ咲5th Next TOKIMEKI公演Day1に参加しました(怪奇現象)

 お久しぶりです。2022年9月17日(土)に開催された「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 5th Live! 虹が咲く場所 Next TOKIMEKI公演」の初日に参加してきました。

なんで?

 さぁ、という訳で「簡単にこれまでを振り返り」をしながら「当日の感想」を書いていこうと思います。目次からどうぞ。

 

今回のライブとほぼ関係ない話

虹ヶ咲との出会いPart1

 虹ヶ咲の単独行くにあたってこれまでを振り返ってみたんですよ。そしたらこのイベントで実は一度見ていたっぽいんですよね。

www.lantis.jp

【SET LIST】

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
1. TOKIMEKI Runners

 9人のトキラン?ほんと?…たまに記憶が飛んでるランティス祭り2019でも実はこのステージは覚えています。ごめんなさい、悪い流れで。ランティス祭りは数年に1度ぐらいの頻度で開催されるアニソンフェスですが、この年は1アーティストにつき1曲~3曲と待遇にばらつきがあり、ランティス初期を支えたアニソンシンガーより当時特に絶好調だったラブライブ!サンシャイン!!の出番があまりにも多すぎる(初日トリで4曲、3日目に3ユニット各2曲の6曲)とか他にもいろいろ反響があったイベントです。まあ今ならめっちゃ楽しめるんですけどね(顔面ラブライバー改造済み)。そんなサンシャインから3ユニットが出演する日にまだいました。「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」が。正直、「サンシャインがあるのにラブライブってまだ新しいのを増やすんだ~」と当時は思っていました。当時の私に虹ヶ咲より更に後に出てくるラブライブ!スーパースター!!って作品の単独ライブに行ってるよと教えてあげたいところですが。そんな感じで、虹ヶ咲のステージがあったことは少し覚えていました。

虹ヶ咲との出会いPart2

 そこで見ていたことなんてすっかり忘れて、2020年。毎週のようにアニヶ咲1期の実況がTLを埋め尽くしていました。当時は情勢的に暇してることも多かったので、そんなに面白いのならと一気に最新話まで追いつきました。内容を簡単に言うと、スクールアイドル同好会のメンバー1人1人丁寧にスポットを当てていき、最後にソロ曲を披露するという分かりやすいパッケージになっており、非常に引き込まれました。そこで出てくるソロ曲も非常によくて、中でも優木せつ菜のDIVE!って曲が好きでした(証拠に当時の記事を貼ります(2回目))

collapiyo.hatenablog.jp

その後の私と虹ヶ咲

 アニメ公演の3rdライブ、今なら多分ふらっと行ったなぁと思いますが、当時は一番好きなアイマスシリーズのライブ現地復帰すら叶っていない状況でしたので参加とはならず。

 あと、バンナムフェス2ndに虹ヶ咲が出ていたこととアニメ2期放送が私の中では大きな出来事でしょうか。そういえばバンナムフェス2nd当日に三船栞子回の第7話「夢の記憶」が放映されていましたね。そんな中でアニメ関係の曲は一切披露せずにバンナムフェス2ndが終わってしまって私の中では少し不完全燃焼感がありました。MCでヒャダインさんがもっと見たかったと愚痴をこぼすと久保田未夢さんからライブ情報が告知され、「物足りなくさせてそっち(9月の虹ヶ咲単独ライブ)に誘導するという笑」みたいなやり取りをされていていました。そう考えると、

 

──いや、Colorful Dreams! Colorful Smiles!聞きたくね?──

 

物足りなさの話はTOKIMEKI Runnersがぶつ切りの1コーラスで終わってしまったことに対する愚痴(もっと見たいと言う誉め言葉)でしたが、私の物足りなさはこっちでした。その時絶賛放送中でOPが流れる度に笑顔になっていた神曲。ここで全員verとまではいかなくても適当に聴けていたら満足していたはずです。迷いもありながらここを逃すと二度と聞けないかもしれないと思い、Colorful Dreams! Colorful Smiles!公演に途中から申し込み始めるも当たらず。BD1巻に先行シリアルが付いていたNext TOKIMEKI公演の初日ならワンチャン?と思い申し込むと無事に当選!という訳でやっと当日の感想に入りたいと思います。

虹5th NT公演 初日の感想

T(ウマ娘)でもP(ミリオン)でもL(虹ヶ咲)でも参加した武蔵野の森総合スポーツプラザ

 先週のCDCS公演はかなり評判がよかったのでそれならこっちも本気出して挑むぞということでアニメ1期と2期を見直してから参加しました。音楽もキャラも知っている今だから分かることも多くて以前より楽しめた気がします。この再履が後々大正解だったと分かるとは思いもせず……。そんな感じでしたが、ここからはセトリ順に感想を書いていきたいと思います。

 最速先行でアリーナLブロック(一番後ろの)ブロックでした。入場してからまずレインボーブリッジを模した電飾に大きなモニターが出迎えました。ブリッジは下手から上手に向かってピアノの鍵盤っぽくなっていてこういうシンプルなのでいいんですよね~となりながら着席。未来ハーモニーがフルで流れ、高咲侑役の矢野妃菜喜さんから諸注意のアナウンスがありました。今振り返ると、際に同好会のライブに参加していると我々に思い込ませる素晴らしい演出だなと思いました。Overtureの後は間髪入れずに「Colorful Dreams! Colorful Smiles!」が披露されました。これを聞きにきたんです!アニメと同じ衣装を纏った声優さんがオープニング映像を背にサビは映像と同じ振付をしていて感激です。

 OPが終わり、その後は高咲侑役の矢野妃菜喜さんから出演者紹介が行われました。このタイミングが偉い!この曲はOPであって劇中歌ではないんです。だからセトリに仕切りを設けるならばここなんです!そして、紹介は「上原歩夢!あゆむ~!」のように紹介しながら同好会のメンバーに侑ちゃんがエールを送る様子が見られるんですよ!最初に「実際に同好会のライブに参加していると我々に思い込ませる演出」と言いましたが、アニメパートの評価が全てこの言葉で終わってしまうほどにアニメの世界に入り込ませてくれるんですよ。

完璧なアニメ公演を予感させたEutopia

 その演出を一番に感じたのが鐘嵐珠役の法元明菜さんによるEutopiaでした。冒頭にアニメ1話のダイジェストが流れ、嵐珠が急遽歌うシーンで赤いライトで奥から順にステージに切り替わる映像が流れ、武蔵野の森のステージにまで順番に赤いライトが照らされる演出がなされ、そのまま法元明菜さんにスポットが当たってEutopiaが歌われるという演出でした。まさにアニメから飛び出してきたよう。もう余計な言葉は要らないんですよね。ただただ「すごい!」。その後もアニメ映像を背景に1番を披露しそのままの熱量でフルで歌唱しました。ラブライブ!はこの辺の演出が上手いんですよね。ラブライブ!は作品に詳しい人がライブを作っているのがよく分かりますね!すごく羨ましいと思います。

 その後はENJOY IT!Eternal LightInfinity!Our wings!!と言ったアニメのユニット曲を順に披露していきました。この曲に限りませんが、衣装がアニメのままですごいですね。単独ライブでここまでやるならバンナムフェス2ndで新曲を見せなかったのは大正解だと思えてきました。

更に超えてくるEMOTION

 EMOTIONの前にも7話のダイジェストが流されました。この曲も物語と大いに関連した曲ですからこの流れで見たいですよね。1番は例によってアニメ映像と共に歌唱。2番は途中まで小泉萌香さんも写しつつ、サビでは演者さんを写さずメインモニターまで歯車を写してアニメで見たステージがそこにあるかのような演出が本当によかったです。下のステージの壁が一面モニターなのですが、そこに映されている歯車の陰影が本当にリアルでそこだけ舞台セットで歯車置いてる?と錯覚するほどでした。この難しい歌をきちっと盛り上がる終盤に向けて壮大に歌う小泉萌香さんは素晴らしい方です。

 EMOTIONの後は8話のダイジェストが流れ、その流れのままTOKIMEKI Runners(TVアニメ挿入歌Ver.)が披露されました。すごいのが、高咲侑役矢野妃菜喜さんがイントロの一節を実際にピアノで弾いてから曲へと繋がるんですよね!しかも衣装は1st衣装にチェンジしてアニメ再現していたのも素晴らしいです…。この時は8人での歌唱でしたが、2日目をアーカイブで見ると4公演中この日だけ楠木ともりさんがステージに立って歌っていたんですよね。「思い入れが強くてどうしても歌えなくなってしまう」「でも"一緒に歌いたい"と言われてステージに立てた」というお話に感動しました。1stの地で1stの衣装を着て、みんなに手を差し伸べられて実現したステージなんだと思うとにわかながら感動してしまいました。今回は振り入れをせずに出来る振付を模索しながらステージに立ち続けたという楠木ともりさん。こうした作品外の物語みたいなのもいいなと思います。

 stars we chaseも例によってアニメダイジェストからスタート。ヘッドセットマイクなのにアニメと同じくスタンドマイクを持って歌うところから始まったのがアニメ再現に徹していて感激しました。サビの振付が可愛くてすごくいいですね。この難しい歌を踊りながら歌い切る内田秀さん素晴らしいです。そこからTVアニメ挿入歌Ver.のLove U my friends。アニメと同じく集合写真を撮る並びになるのも非常に良かったです。

自己紹介のワンシーン

 ラブライブ!特有の自己紹介とコーレス。どれも初めて見るのでこんな感じなんだ~と思いつつも果林先輩のコーレスが本当に印象的でした。「みんなに質問です。今日一番セクシーで情熱的なパフォーマンスをするのが果林先輩だと思う人?そんな中で私しか見えていないのは~?」で演者さんを引き付けておいて「早い者勝ち!」でみんなが久保田未夢さんに飛び掛かります。その時に(アーカイブだとよく分かるんですが)田中ちえ美さんが椅子に腰かけて笑っていた楠木ともりさんの方を指差し、すぐにそれに気づいて楠木ともりさんの方にダッシュして抱き着く久保田未夢さんに虹ヶ咲のみんなの温かさを感じました。ライブが終わってからも毎日のように演者さん同士の新しい記念写真が流れてきて、みなさん本当に仲良しなんだなとほっこりした気持ちになります。

アニメ公演のクライマックス

 その後は13話のダイジェスト映像。CDCS公演ではここでアニメ再現のメドレーがあったそうですが、そのシーンもダイジェスト映像に組み込まれていました。残念…だけどその分の尺はどうするんだろう?と思いつつ、スタッフの配置に付く動きが気になりだしました。そうすると、アニメと同じくステージにメンバーが並んだ辺りで周りの観客(リアル)がざわついてるので横を見ると矢野妃菜喜さんが通路を歩いていました。思った以上に小さいくて可愛い!とか考えていると台に乗って「みんなー!大好きー!」というセリフから13話のあのシーンの再現が始まりました。自分たちもアニメの中にいるように錯覚させる演出で、とんでもないコンテンツだと思いました。アニメで流れた曲を中心に歌う公演は探せばたまにありますが、こんなところまでやるのはなかなかありませんよ。そのままステージまで歩いていって曲が始まるまでの演技を完璧に再現してからFuture Paradeが始まりました。神!of!神!。Future Paradeという完全神曲の話なんですが(早口)、1期のソロ活動と2期のユニット活動を経たメンバーたちのソロパートを受けてサビの合唱に繋がるのがあまりにも美しすぎて2期の締めくくりの1曲としてこれ以上のものはないでしょう。それに、矢野妃菜喜さんがトロッコに乗って高咲侑としてブレードを持って応援していたのが非常に好印象でした。侑ちゃんは「あなたちゃん」であり、スクールアイドルとしてステージに立つキャラではないはずです。5thライブでは全編通して常に同好会のサポート役として、一緒にステージを応援するファンとして存在していたのが偉いと思います。やっぱり作品に詳しい人が(以下略)

OPから始まったアニメパートの〆はやっぱり

 最後にまた最終話終盤のアニメダイジェストが流れ、アニメと同じタイミングでイントロが始まり、矢野妃菜喜さんの「次はあなたの番!」というセリフから夢が僕らの太陽さ。神!OPから始まりEDに終わるこんな完璧なライブありますか?アニメオタク的にはこんなすごいライブないですよ!改めて思い返すと、MCは自己紹介のところしかないんですよね。頻繁に変わる衣装チェンジの時間もアニメダイジェストで繋いで、観客としてはほとんど休憩なしでここまで走り抜けて来た感じです。そこも評価が高いです。ちなみにこの時点で公演時間が2時間経ったかどうかでしたね。本当か???

このライブは二度始まる!

 EDが流れた後、ラブライブ特有の(?)生首アニメが始まると周りが少しざわついていたのでCDCS公演と少し違うのかなと思いながら見ていると、侑ちゃんのライブに対する想いを聞いたR3BIRTHの3人がみんなのステージを見てみたいという展開に(!!)これ、やばいこと始まります?と思いながら暗転後の会場を見守りました。アーカイブで見るとほんの数秒でしたが、1分にも2分にも感じました。

 暗転から始まったのは1期1話の挿入歌Dream with You。バックの大型モニターには1話のライブシーンが映し出され、上原歩夢役の大西亜玖璃さんはアニメと同じ衣装を見にまとっているではありませんか!!人間、本当にやばいことが起こるとヘンテコな動きをしたりせずただステージを見つめるしかないんだなとこの時知りました。歌い出しの「飛び立てる Dreaming Sky」の時点の会場中から漏れ出た声の塊で建物が揺れた気がしたほど湧いていました。曲が終わり、間髪入れずにアニメ衣装でPoppin’ Up!。1曲目の時点では9人が色んな曲を歌う流れかもしれませんが、この時点で残りの曲が殆ど確定して余命宣告されたようなものです。そこから虹ヶ咲を手に取ってみたいと思わせてくれた自分にとって非常に重要な優木せつ菜のDIVE!が披露されました。それもアニメと同じ衣装で。本当に感動しました……。そこからもアニメの順番で、アニメの好きな曲たちがアニメの映像を背負ってアニメの衣装で順番に披露されていきます。2期の曲が恐らく拾えるであろうライブに参加したら1期の曲も大体拾えるなんてこんなパーフェクトなライブありますか??たまたまNext TOKIMEKI公演の初日に参加することになりましたが、単独ライブ初参戦をこんな素晴らしい公演で迎えられて本当に良かったです。そして、ちゃんとソロ曲披露に至るまでの物語も頭に鮮明に残っていたので再履してから挑んでよかったです。

ちなみにまだあります!

 その衣装のままLove U my friendsとか言う完全神曲を披露してからアンコール待ち。アンコール1曲目は衣装も振付も持っているものも治安が悪いでお馴染みの繚乱!ビクトリーロード。先週のライブはこの評判だけでTLが埋まっていたので「これか~」とここで聞きそびれたら二度と聞けなさそうなこの曲を堪能しました。お気に入りのシーンは冒頭の爆発音からのスモークでステージが真っ白になっているところに中須かすみ役の相良茉優さんが「ヤッホーみなさんおまちかね!プリティ!!キュートのかすみん…見ーえないよーーー!!!!!!カワイイ カワイイ かすみんです♪(念押し)」と歌ったところ、あとは一人だけ本当に治安が悪かった前田佳織里さんですね。

 繚乱から間髪入れずに披露されたLevel Oops! Adventuresも本当によかったです。特攻服来た人がゲーセンに行ってるみたいで。トロッコ曲でしたが、ちょうど自分が見やすい位置で楠木ともりさんの「ロックオン!」を見れたので幸せな気分になりました。この曲すごく楽しいのでまた見たいです。「ピコピコ」と「ダンスバトル」で演奏が変わるのが見どころなのでA面派の方も是非聞いてみてください。Future Paradeのカップリングです。

 その後は、虹ヶ咲のこれまでを振り返る映像がNEO SKY, NEO MAP!をBGMにして流れました。正直知らないんだけど色んな苦労とかドラマがあってここまで来たんだなと伝わる映像で非常に感動しました。感動したんだけど予告なしにネオスカのイントロを軽率に流さないでください(お願い)

 永遠の一瞬Hurray Hurray(12人Ver.)を初披露し、最後の挨拶をしてからTOKIMEKI Runners(12人Ver.)を最後に披露して終演でした。ヒャダインさん、ちゃんとトキランをフルでやりましたよ!(誰)それにしてもHurray Hurrayで風船が降ってくる演出やトキランの大サビの銀テ発射は本当にただ「いいな~」って、理屈じゃない感動に見舞われていました。

最後に

 3rdにいけばよかったなとたまに後悔していた虹ヶ咲でしたが、吸い込まれるように参加した5thで3rdの面影も感じつつ素晴らしいアニメ2期公演を堪能することが出来ました。今年もあと数か月ありますが、2022年に参加したライブトップは確定です、きっと今後も超えないことでしょう。1期2期と好きな曲を聴くことが出来たので心残りはほとんどありませんが、無敵級*ビリーバーとNEO SKY, NEO MAP!と全速ドリーマーが聴きたいのでまたタイミングが合えば足を運びたいなと思います。ユニットライブは………………………動けないので2月開催予定のアイマス合同早く日程の情報くれ………………………………。

 

以上です。